2010年10月28日

津波・噴火・洪水

今週インドネシアは天災続き。
地震で津波(スマトラ島)、火山噴火(ジャワ島)、洪水(ジャワ島)、ニュースを見ていてもかわいそうな映像ばかりが流れている。
南スラウェシは人災はいつものことだが、今のところ天災はこれといってない。
いつも心配してメールをくれる皆さん、大丈夫ですよー。
日本のみんなはこのブログを更新していることで、私の安否を確認しているようだ。

床上浸水の映像は、ほんとにもう見慣れたというと申し訳ないのだが、慢性的なものになってきている。
今後50年のうちに首都ジャカルタは水没するという予測もある。

火山噴火はびっくりするぐらい火山灰が飛んでいるようだ。
えー、そんなとこまでー、とかなり離れた距離の場所で、せっせこせっせこ灰掃除している人が映っていた。
火山灰のせいで呼吸困難となり亡くなった乳児もいる。

津波、これは本当に見るに耐えない。
海岸沿いの村落がまるごとなくなっている。
その荒地に黒いビニールでくるまれた無数の遺体。
それらの横で静かに涙を流す数人の女性。
これも運命ということか、泣きじゃくったり取り乱したりしている人はいない。

イスラムでは亡くなった人に対して、取り乱すのはよくないこととされている。
神の決めた運命。
遺体の横でじわーっと泣く。
ちなみに死後から遺体埋葬前の清浄をするまでの間、人の涙を遺体に落としてはいけない。
なので、日本のテレビドラマで見るような、亡くなったあとに遺族が泣きながら遺体を揺さぶったりしてる光景はまずない。
とにかくじわーっとハンカチで涙を押さえる。

今週は暗いニュースばかりだった。
亡くなった方々の御冥福を祈るとともに、現在避難されている方々が、1日でも早くもとの生活を取り戻せるように願っている。
posted by ubor at 18:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月23日

セルフサービス

日本では人件費削減のため、ファーストフード店やうどん屋さんなんかではセルフサービスのところが多い。
インドネシアは逆で、人口が多く給料も安いので、セルフサービスのほうが少ない。
おもいっきり人を使っている。
パン屋さんでは好きなものをトレーに入れてレジに持っていくのが普通だが、こちらのとあるパン屋では、客はほしい物を指で指すだけで、店員が一人一人の客についてパンをトレーに乗せてレジまで持っていってくれた。
こういうことで恐縮してしまったのは私だけだろうか。

DSC00415.JPG

これはたいていのファーストフード店にあるもの。
ポンプを押すと片側からはケチャップ、もう片方からはサンバル(唐辛子ソース)がボチョンと出てくる。
後ろの茶色いケースにはストローが入っている。
このソースとストローだけは自分で好きなだけ取ることになっている。
いつ見てもびっくりするが、インドネシア人はかーなーりーこれらを付けて食べる。
ピザにしろ、ケンタッキーにしろ、ハンバーガーなんか一度パンを開いて肉の部分にドロ〜ンとつけている。
ケチャップポンプ、7,8回は押してるな。
そのつける量を考えると、ソースだけはセルフサービスで正解である。
最初っからチキンの上にドロ〜ンとソースかけられてたら、私は無理。
ビバ関西風薄味派なんだよ。
でも、この前あるおばさんを見て、セルフサービスはインドネシアではやめたほうが・・・と思った。
そのおばさん、家から持ってきたであろうタッパーに、ケチャップポンプ30プッシュぐらい入れていた。
しゃー、それって、泥棒になるんじゃないか?
もちろんそのタッパーはかばんの中に入れていた。
おばさん、もしや今までケチャップというものを買ったことないなー。
そんな手口を使うとは、根性あるわ。

そうそう、食べた後はトレーを戻して紙くずを捨てるなんてことはしなくていい。
食べたらそのままほっとけば、店員さんが片付けてくれるから。
この前日本に帰ったとき、なんや氷はこちら、プラスチック容器はこちら、なんて具合にごみ分別があってちょっと手こずった。
インドネシアでは一般家庭ゴミでも区別なんてしないからねぇ。
紙くずも割れたガラスもテレビも、ぜーんぶ同じゴミ箱へ。
ゴミ収集車が集積場に持って行き、詰まれたゴミの中をどこかしらから貧しい人が来て、そのゴミを分別し、売れそうなもの(缶や瓶、プラスチック類、新聞)を持っていく。
ゴミ分別もある種のセルフサービスか。
人口が多いのをもう少し有効活用したらいいのに・・・少し悲しくなってくるのは私だけだはないはずであろう。
posted by ubor at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月20日

ケロカン

DSC00485.JPG

我が背中。
別に虐待の痕ではない。
ケロカンの痕。

風邪気味、倦怠感がある、そんなときインドネシアでは、ベビーオイルを塗った背中に500ルピア硬貨をこすって治療する。
これをケロカンと言う。
ちなみに500ルピア硬貨の大きさは、500円玉とほぼ同じだが、1円玉ほどの軽さのもの。
マッサージや鍼灸なんかの一種のようだ。
でも跡形はちと痛々しい。

この前熱が出てすっきりしないときに、だんなにしてもらった。
だんなは風邪気味のときいつもケロカンをして、すっきりした、もう治ったと言っているので、私もいっぺんチャレンジしてみようかなと。
感想はというと・・・
ま、痛いことは無い。
かゆいところをポリポリ掻いてもらっているような程度。
しかし、すっきりした、もう治った、というところまででは・・・ないよ。
背中はスースーする感じで気持ちいいが、肝心の頭の重さと体のだるさは変わらず。
だんなのやり方がゆるかったんだろうか。
いや、多分私の半信半疑がよくなかったんだろう。
だんなはケロカンの効果を信じきっている。
一方私は話半分ほんまかいなという程度。
要は気の持ち様。
こういう伝統的治療法ってそんなもんよね、きっと。
信じるものは救われる精神が大事である。

結局この後私は、ごく普通によく寝てお粥さんを食べて徐々に回復していったのである。
posted by ubor at 00:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月17日

ファミリーデー

今朝起きたらあっちこっちが筋肉痛。
昨日激しい体操をしたせいというのは言うまでもないのだが。

昨日は幼稚園の行事でファミリーデーというのがあった。
ほんとに、この幼稚園は毎年毎年どんどん行事が増えていく。
アオが入園したころはたいしてなーんにもなかったのに。

で、ファミリーデーなるもの、父親も母親も参加の行事で、3人そろいのTシャツを着て親子のふれあいをするというもの。
真っ白のTシャツを3人分事前に用意させられていて、園児らは昨日までの3日間で、そのシャツにいろいろと絵を描いていた。
ユメは、私のTシャツには虹の絵を描いてくれていた。
だんなのには花。
で、自分のにはびっくりびっくりなぜか、「かわii okasan」と書いていた。
なんじゃそら。
「かわ」がひらがなで、「ii」はアルファベット。
「おかあさん」は完全にアルファベットになってしまっている。
まだ文字の使い分けがわかっていないユメ。
無理して字を書かずに絵を描いてればよかったのに。
でも「かわいいお母さん」と書いてくれていたので、やっぱりうれしいもんはうれしい。

朝早く、みんなそのシャツを着て、まずは体操。
ずいぶん前にインドネシアの体操について紹介したが、それはそれは激しい。
エアロビそのもの。
日本のラジオ体操は年がいってもできるものだが、インドネシアのはぜったい無理。
これを30分ぐらいやり続けた。
本当は15分ほどで終わるものだが、いつもの調子で途中テープが故障して最初からやり直し。
「もうええって、ほんまもう無理」と私はひどくつぶやいていたが、横でだんなはいちばん大きな声を出してちゃんと体操をしている。
アオも一緒に普通に体操している。
温度差が・・・
日本でラジオ体操に参加させられる外国人の気持ちがよくわかった。
まったく次の動作が予測できず、ついていけない。
でもみんなは子供のころからずーっとしてきた慣れた体操だから、気持ちよく体を動かしている。
外国人である私は疎外感が・・・。

その後水風船リレー。
まず子供が水風船を取り、お母さんに投げる。
IMG_0672.JPG
お母さんは水風船をキャッチして、それをお父さんへ投げる。
IMG_0626.JPG

IMG_0644.JPG
キャッチしたお父さんは水風船をかごの中に入れる。
途中あっちこっちで水風船を落として、びっちょびっちょになっているお母さんお父さん。
我が家は見事な連係プレーで一度も落とすことなく、2回戦に進出したが、そこで敗退してしまった。
勝負事となるとなんか燃える。
もちろんうちとは対称的に、まったく興味なく影で座り込んでいる家族もいる。
我が家はほんま、楽しんだわ〜。

その後、親子で切り絵。
IMG_0709.JPG
アオも手伝ってくれて完成。
IMG_0712.JPG

最後はみんなでご飯を食べて、水風船リレーの表彰式をして、園児全員にお土産(お菓子セット)か配られた。
この、ご飯が出るのはいつもありがたいと思う。
日本なら行事ごとにお母さん方は弁当を作らなきゃいけないが、この幼稚園は食べ物飲み物の用意はいつも周到。
楽さしてもろてます。

そうそう、このファミリーデーで、初めて見るお父さん方がいっぱいだった。
全体的に見回したが、ぜったいうちのだんながいちばんシュッとしている。
フフフ、よかった。
今日は筋肉痛だが、だんなの誕生日のため、今からケーキを作ることにする。
これからも自慢のお父さんでありますように。
posted by ubor at 17:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 学校のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月14日

イルカショー

今日は幼稚園の遠足の日。
9月から1ヶ月だけだが、ジャカルタから移動イルカショーなるものが来ていて、それに行ってきた。
サーカスならわかるけど、イルカショー(オットセイとビーバーもいる)も移動できるにびっくり。
もちろん建物は移動ショーらしく、六角形のテント設営。
言うときます。
鬼、激、超、暑かった
こんな暑苦しい中に閉じ込められたイルカもかわいそうだし、観客で熱中症になる人が出るんじゃないかと思った。
がしかし、観客らは暑さに強いインドネシア人。
いちばん危ないのは私やがな!
しかも私、普段はTシャツにスカートのくせに、今日は何を思ったかイスラム女性の格好で行っていた。
(イスラム女性の格好:頭にスカーフ、長袖等、肌を露出しない格好)
もうほんま、くらくらくらくら。
一応無事帰還できたんやけどね。

ショーはいたって普通。
ビーバー(2匹)がボール転がしたり、
オットセイ(1匹)がボールを口にのせて歩いたり、
イルカ(2匹)が輪をくぐったり。
DSC00501.JPG DSC00504.JPG

会場の子供たちの目は、それはそれは輝いていた。
拍手ももうそりゃぁ目いっぱいよ。
ユメも「お母さん、今日は楽しいなー」とショーの途中何度も言ってきた。
そりゃそうだろうよ。
マカッサルには動物園も水族館もないから、子供たちは大喜びなのである。

私はと言えば、須磨の水族園なんべんも行ってるんでね、イルカよりも調教師に注目。
インドネシアにもこういう動物のきちんとした調教師がいるんだなと感心した。
笛を吹いて合図したり、手で合図したり、日本で見るのと変わりない。
あ、一つびっくりしたのが、7mぐらいある竹の棒で、水面をやたらパシャンパシャンさせること。
あれは何の合図やったんやろう。
とにかく竹の棒を使うのは、こりゃインドネシア流やなと思った。
そして途中、調教師の人が漫画で見るような、ほんとにステーンと滑って転んだ。
観客一同大笑い。
これもインドネシア流?
なかなか暑さに耐えながらも楽しませてもらった。

最後はイルカとふれあい。

IMG.jpg

緊張でこわばっているユメ。

帰宅後、クーラーをガンガンに効かせて昼寝をしたのは言うまでもない。
posted by ubor at 03:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

チフス

お休みしていてご心配おかけしました。
体調を崩してしまい・・・

先月の中ごろ、頭痛と熱でしばらく寝込み、さらにアオも熱が出て下がらず、ユメも熱が出て、だんなは咳。
こんな家族がいっぺんに病気になったのは初めて。
一番症状の軽かっただんながお粥さんを作ってくれたりして、がんばっていた。
ユメはすぐ治り、しばらくして私もとりあえず熱はさがり、でもアオはまったく回復の兆しがなく、何も食べなくなって入院。
私とだんなと義母と交代しながらの付き添い入院生活。

医者には「チフスっぽい」と言われた。
腸チフスってやつ。
なんでそんな病気になったんだろう。
ウィキペディアより引用する。
無症状病原体保有者や腸チフス発症者の大便や尿に汚染された食物、水などを通して感染する。これらは手洗いの不十分な状態での食事や、糞便にたかったハエが人の食べ物で摂食活動を行ったときに、病原体が食物に付着して摂取されることが原因である。(略)ネズミの糞から感染することもある。上下水道が整備されていない発展途上国での流行が多く(略)
あ、これぜったいありえる!と思った。
ちょうど、調子が悪くなった日、パーティーに行って、そこでご飯を食べた。
そこで汚染食物、もしくは調理者による感染があったんだと確信した。
インドネシア生まれのだんなとユメは軽症ですみ、無菌大国日本生まれの私とアオは重症化したということかもしれない。
現代の日本にはもうないような伝染病なので、不衛生な国に住んでいることをひしひしと感じた。

今現在、もうアオは退院して、元気に学校にも通い始めている。
私は熱が下がった後すぐに持病のメニエール病が出て、夜になるとやたらめまいがするが、寝込むほどではなく、なんとかぼちぼちやっている。
ひとまず心配は無用。

退院する日、医者に「やっぱりチフスじゃなかったよ」と言われた。
なんやったんや?
まさかただの風邪とは言わせますまい。
検査きっちりしたんやろか。
一応元気になったんでよしとする。
「やっぱり腸チフスやったんやって」と心の中でつぶやきながら。
posted by ubor at 23:53| Comment(5) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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