2010年12月10日

ジルバブ

今日は月に一度のプンガジアンの日。
プンガジアンとは、イスラムについてよく勉強した偉いさん(ウスタスと言う)が説法をしてくれる会。
ユメの幼稚園で毎月行われている。
もちろん説法は全部インドネシア語で、しかも宗教用語、難しい言葉を使っているから、まったく理解できない。
みんなが笑っていても一人笑えず、むなしい思いをするだけなので正直行きたくはないのだが、ママさん連中が「お茶菓子も出るのにー。わからんでもおいでおいで。何回も来よったらわかるようになるから」と。
強引な誘いに弱い私。
ここんとこ3ヶ月も連続で行っている。

さて、こういった会のときは私もイスラム女性の服装で行く。
イスラム女性の服装というのは、顔と両手以外を覆い、体のラインが出ない格好である。
全体的にふわーっとして長い丈で、靴下をはいてればよい。
あと被り物、ジルバブ(クルドゥン)。

ジルバブは、ただ被るだけのゴムが入ってるタイプのものと、スカーフを巻くのとがある。
装着が簡単なのはもちろん被るだけのほうなのだが、どこをどう探しても私の好みに合うものがなく、面倒ながらもいつもスカーフ派である。
この装着方法をちょっと紹介しよう。

DSC00494.JPG

用意するものは、スカーフ、安全ピン、ブローチ1,2個、髪バンド。
まず、前髪が出ないように髪バンドをする。

DSC00495.JPG

そしてスカーフを半分に三角におり、三角巾をするようなかんじで頭にのせる。
が、三角巾のように後ろでくくるのではなく、あごの下に合わせて、内側から安全ピンで留める。

DSC00496.JPG

あごの下しか固定されていないので、ひらひらしている。
だから、胸よりちょい下(あごからスカーフの先までの真ん中あたり)に小さいブローチで留める。
これがいちばん簡単。

ちょっとアレンジして、ひらひらしている片方をくるっと首に巻いてブローチで留めるというのもある。

DSC00498.JPG

この場合ひらひらのもう片方は逆側の肩のあたりに持っていって、これまたブローチで留める。
要は胸元部分がスカーフによって隠れていればよい。
ほかにも、ひらひらの片方を後ろに持っていき、つむじのへんでブローチで留めるというのもある。
もっといろいろアレンジはあるが、ブローチで留めるというものがくせもので、不器用で何度も指やら首など刺している。
鏡では見えない後ろで留めるのが難しく、結局3通りぐらいしかまだできない。

なぜイスラム女性はこのような格好をするのかと思われる方もいるだろう。
欧米諸国から見ると女性蔑視などといわれることもあるが、逆である。
女性を守るため。
肌を露出し、体のラインが出る服を着ていたら、否が応でもやらしい男性からの視線は避けられない。
女性が、男性から受けるあらゆる犯罪を抑止する目的がある。
家族内では別にそれは必要ないので、家に帰れば皆脱ぐ。
ただ、客が来た場合はまた被るのだが。
こういうのをわかってはいるものの、私は幼稚園以外では普通にTシャツや半パンなどを着ている。
ただ単に暑いからでして・・・。
年中冬の国ならずっとしてるのだろうが。
常夏のインドネシアでこの格好、みんな本当に暑さには強い。
熱中症知らずではなかろうか。

プンガジアンが終わったあと、お菓子を食べておしゃべりして、はい写真。

DSC00568.JPG

いつ何時もいちいちみんなで写真を撮る、この女子高生的感覚にはちょっと私は・・・と思いつつもつられて結局撮ってしまう。
こう見るとけっこうみんなおしゃれしてんなー。
ジルバブとゆったりめの服でもじゅうぶんおしゃれできるのである。
どこの世も女性は美を追い求める。
私もジルバブアレンジもっと研究しようっと。
posted by ubor at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 学ぶ、イスラム教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
色とりどりでおしゃれですよね〜。
確かにまき方も止め方も写真をよく拝見するといろいろなんですね。

インドのサリーを見た時も感じるのですが、暑い国だからこそ日差しに映える鮮やかな色がステキですよね。

ブローチで皆さん留めてらっしゃるんだったらインドネシアのお土産、ブローチなんてのも喜ばれそうですね。

Posted by hatsue at 2010年12月11日 11:28
>hatsueさん

みんな派手でしょー。
原色大好きですよ。
多分「シックにきめる」という言葉はないと思います。
ブローチの使用頻度は、日本のそれと比べてかなり高いと思いますよ。
まあでもお土産ならダイソーのせんすでも十分です。
Posted by ubor at 2010年12月12日 22:31
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