2010年12月15日

香水

ユメもおませになったもんで、先日スーパーに行ったときに子供用フレグランスをせがまれた。

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幼稚園に行くときも家に帰ってからも、いっちょまえに手首や耳の後ろにつけている。
4歳ながらおしゃれに気を使うんやなー。
最近の子やわ。

だんなも香水を付ける。
出逢ったころは日本で貧乏研修生をしていたので香水なんぞつけていなかったのだが・・・
実は、香水をつけたほうがいいとコーラン(イスラム教の経典)にのっている。
ま、清潔さの一環とでも言おうか。
だからか、かなりの率で男女問わずみんな香水を付けている。
どこのスーパー前にも、ものすごい量の偽物のブランド香水が安くで売られている。
何かの薬剤で調合したのだろう。
危ないので偽物は買わないようにと言っている。

がだ、実は私、香水は大の苦手。
なんでも臭いたがりーでよく笑われるのだが、自然に出た臭いではない香水は、めまいがして吐きそう。
トイレの芳香剤でも気持ち悪い。
タクシーでも窓を開けたくなるほどだ。
若かりし頃も、「香水なんか付けて気取った男よりも汗臭い男のほうがぜったいいいやつだ!」と豪語していた。
(注:汗臭いといってもスポーツによるもので、不潔のそれとは異なる)
だんなの香水は別に気取ったものではなく、宗教上のことだとわかってはいるのだが、やっぱり空気に違和感を感じてやまない。
なので、だんなの香水も、このユメのも、私が許せるものを選んだ。
はっきり言ってもうそれしか無理。
ユメのは安いけどもだんなのがねぇ・・・
いつもブルガリのたっかいやつを買うはめになっている。
たばこやめたから目をつぶることにしてるけど。
いろいろと安いのやらメーカーの違うのやらを試してみたが、どれもぶっ倒れそうに気持ち悪い。
唯一私が許せたやつが高いんよなー。
自分の鼻をのろうわーほんま。
でも私だってムスリマ、「香水はんたーい!」とは大声で言えない。
だから小さくここで言っておこう。
夕方のだんなのわきの臭いのほうがやすらぎます。
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2010年12月08日

1000ルピア硬貨

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今まで紙幣だった1000ルピア、硬貨のほうもマカッサル市場にもだいぶ出回るようになってきた。
500ルピア硬貨よりも形は小さいが、重みはある。
小学生のころ、500円札が500円硬貨になりつつあったころを思い出す。
500円硬貨、ずっしりしていて握るだけで優越感があった。

1000ルピア硬貨の裏の絵はアンクルンという、インドネシアの伝統楽器が描かれている。
アンクルンに関しては、先日アジアウェーブに記事を書いたので、こちらを参照していただきたい。
http://www.asiawave.co.jp/rhama201012.htm

紙幣が硬貨になるということ、それはまさしくインフレ。
インドネシアに5年住んでいるが、「また高なった」と言う言葉を何度繰り返し買い物していることだろう。
野菜や卵、牛乳は約1.4倍は値上がりしていると思う。
不動産にいたっては、2〜3倍である。
1000ルピアでインスタントラーメン一袋が買えていたが、もう今は買えない。
硬貨となればもはや、子供らに握り締められて駄菓子屋のかごにチャリーンの運命をたどるのみ。
さて次は2000ルピア硬貨か?
その日も近いかもしれない。
財布が硬貨でパンパンになるというのは、うーんー、やっぱぶさいくや。
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2010年12月06日

ロティマロス

マカッサルの隣町はマロス。
そこの有名なものといえば、こちら。

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ロティマロス。
日本語で、マロスのパン。
この前マロスに住む友達のところに行ったので、帰りにパン屋さんに寄って買った。
パンの間に椰子砂糖クリームが入っているのが特徴。
でもなんかちょっと苦味があったりして、あっさりしている。
見た目はピーナツクリームだが、味はピーナツのようなこってり感はない。
マカッサルのスーパーでも売られていて、味は同じだが形がちょっと違う。

インドネシアで売られているパンは、防腐剤がたっぷり入っているのか、1週間くらい置いていてもカビない。
あと、やったら甘かったり、ぺっちゃんこやったり。
また、中身はチョコかチーズかか鶏そぼろが基本で、バラエティに富んでいない。
だからわりとパンは手作りしている。
間違いなく自分で作ったのがいちばんおいしい。
日本ならおいしいパン屋さんがいっぱいあるから、こんなことは言わないだろうが。

ロティマロスも中のクリームさえあれば作れそう。
こういう菓子パン系は子供も喜ぶ。
明日は祝日なので朝からパン作りに励むとするか。
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2010年11月28日

スティック

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アイスを食べた後は、

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スティック遊び。
アイスの棒を洗って、それを遊び道具にする。
これ、今子供らの間ではやっているらしい。
ウピン&イピンというテレビアニメ(マレー語の回参照)の中で、登場人物たちがやっていた遊びなんだとか。
ルールはいたって簡単。
2人向かい合って、自分の前にアイスの棒を横に置く。
棒の手前側を両手でドンとしたら、その風圧でピョンと棒が前に飛ぶ。
それを交代交代にしていって、相手の棒の上にかぶされば勝ち。
アオとユメも毎日これをするので、床をドンドンドンドンとして、正直うるさい。

このスティックという遊び、みんなアイスを買ってそれを使ってやっているのかと思ったら、なんと、八百屋に棒だけが売っていた。
一袋10本入りとか20本入りで。
そんなにはやってるんか。
みんなそれぞれに工夫を凝らして、色をつけたり、やすりでこすって形を整えてみたりしている。
アオもさっそく洗った棒にクレヨンで絵を書いていた。
たまに困ったことに、道端に落ちている棒を拾って帰ってきたりする。
「汚ーい!人の唾が付いとるんやでー!拾てくるのはあかーん!」と何度も怒ったことがある。
しかしながら、私も小さいころ、砂の上に唾を落として固めると言う、唾塊という遊びを毎日のようにやっていた。
どこどこの砂がいちばんきれいな唾塊ができるとかなんとか言って、いろんな場所の砂で遊んでたなぁ。
あんまり人のこと言えんわ・・・
まあでも安くつく素朴な遊びだからよしとするか。
只今我が家のアイス消費量増加中というわけである。
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2010年11月08日

早朝

昨日の水泳の話の続きで。
アオの体育の先生が、毎週土日の朝、校内のプールで水泳教室をすると聞いた。
いっぺん見に行ってみようと、ママ友に何時からかたずねたところなんと、
 
6時!

早すぎやがなー!
無理。

でもこれ、ありえるんよね、インドネシアでは。
というのも、朝10時になると、もう焦げるほどに暑い。
だからスポーツをする人は早朝か夕方にするのが常である。
うちの住宅地内にはテニスコートがあるが、朝6時にはおばちゃんたちが体操をしていて、その後はおっちゃんたちがテニス。
10時にはもう誰もいない。

インドネシア人は、おおむね早起きである。
イスラム教徒の場合、日の出前にスブーというお祈りがある。
なのでだいたい4時半〜5時にはみんな起きている。
水浴びもしている。
朝の5時、ふっつーに子供をベビーカーに乗せて散歩している。
確かに涼しくて気持ちいい。
私もどんなに夜更かししても、朝の涼しいうちに掃除を終わらせるようにしている。

ただ、やっぱり昼は暑くて暑くて、そして眠い。
日本で毎日昼寝をしていると言うと、怠惰な気がしてしまうが、インドネシアでは当たり前のこと。
別に恥ずかしいことでもなんでもない。
ちょくちょく昼寝をすると書いているので、「暇やなー」と日本の友人に言われたことがあるが、こういうわけがあったのである。
早朝に動いて真昼間は動くべからず。
日本の皆さん、私にお咎めなきようにー。
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2010年11月07日

水泳

子供らの学校の敷地内にプールができた。
プールのある学校なんて珍しい。
お、これから水泳の授業が始まるなと思っていたら・・・がっくり。
小学校では学期に1度の水遊びのみ。
幼稚園は月に2度、水遊びの日ができるらしい。

思えば私の知ってるインドネシア人で、まともに泳げる人はいない。
海に囲まれた国だが、皆、川で戯れているだけ。
だんなが、めちゃめちゃ泳げると言っていたので、以前プールで泳ぎを披露してもらったことがある。
小さいころ毎日のように泳いでいたと言うので、どんだけ速いクロールを見せてくれるのかと思ったら、なんのことはない。
それは、完璧な犬かきだった。
「それ犬かきやん!」と突っ込んだら、「いやこんなんもできる」と披露する。
いや、それはー、完璧な立ち泳ぎ
いずれもすばらしいほどの完成度だが、なんだろう、この物悲しさ。

クロールとか、平泳ぎとか、背泳ぎとか、そういう水泳競技の先生はいないようだ。
だいたい水泳教室というのを聞いたことが無い。
あくまで水は遊びなんだろうか。

だんながこんな具合なので、もっぱら泳ぎを教えるのは私。
けっこう私泳ぐの好きなんよね。
独身のころは、ジムでちょろっと体動かした後、3キロぐらい泳ぐのが常だった。
バタ足の練習、ビート板を使った練習、などなど、ちょこちょこ子供らに教えている。
学校にできたプールは一般人も入場料を払って入れるので、また週末にでも行ってみようと思う。
子供らだけでなく、だんなにもクロールを仕込まねば。
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2010年10月28日

津波・噴火・洪水

今週インドネシアは天災続き。
地震で津波(スマトラ島)、火山噴火(ジャワ島)、洪水(ジャワ島)、ニュースを見ていてもかわいそうな映像ばかりが流れている。
南スラウェシは人災はいつものことだが、今のところ天災はこれといってない。
いつも心配してメールをくれる皆さん、大丈夫ですよー。
日本のみんなはこのブログを更新していることで、私の安否を確認しているようだ。

床上浸水の映像は、ほんとにもう見慣れたというと申し訳ないのだが、慢性的なものになってきている。
今後50年のうちに首都ジャカルタは水没するという予測もある。

火山噴火はびっくりするぐらい火山灰が飛んでいるようだ。
えー、そんなとこまでー、とかなり離れた距離の場所で、せっせこせっせこ灰掃除している人が映っていた。
火山灰のせいで呼吸困難となり亡くなった乳児もいる。

津波、これは本当に見るに耐えない。
海岸沿いの村落がまるごとなくなっている。
その荒地に黒いビニールでくるまれた無数の遺体。
それらの横で静かに涙を流す数人の女性。
これも運命ということか、泣きじゃくったり取り乱したりしている人はいない。

イスラムでは亡くなった人に対して、取り乱すのはよくないこととされている。
神の決めた運命。
遺体の横でじわーっと泣く。
ちなみに死後から遺体埋葬前の清浄をするまでの間、人の涙を遺体に落としてはいけない。
なので、日本のテレビドラマで見るような、亡くなったあとに遺族が泣きながら遺体を揺さぶったりしてる光景はまずない。
とにかくじわーっとハンカチで涙を押さえる。

今週は暗いニュースばかりだった。
亡くなった方々の御冥福を祈るとともに、現在避難されている方々が、1日でも早くもとの生活を取り戻せるように願っている。
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2010年10月23日

セルフサービス

日本では人件費削減のため、ファーストフード店やうどん屋さんなんかではセルフサービスのところが多い。
インドネシアは逆で、人口が多く給料も安いので、セルフサービスのほうが少ない。
おもいっきり人を使っている。
パン屋さんでは好きなものをトレーに入れてレジに持っていくのが普通だが、こちらのとあるパン屋では、客はほしい物を指で指すだけで、店員が一人一人の客についてパンをトレーに乗せてレジまで持っていってくれた。
こういうことで恐縮してしまったのは私だけだろうか。

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これはたいていのファーストフード店にあるもの。
ポンプを押すと片側からはケチャップ、もう片方からはサンバル(唐辛子ソース)がボチョンと出てくる。
後ろの茶色いケースにはストローが入っている。
このソースとストローだけは自分で好きなだけ取ることになっている。
いつ見てもびっくりするが、インドネシア人はかーなーりーこれらを付けて食べる。
ピザにしろ、ケンタッキーにしろ、ハンバーガーなんか一度パンを開いて肉の部分にドロ〜ンとつけている。
ケチャップポンプ、7,8回は押してるな。
そのつける量を考えると、ソースだけはセルフサービスで正解である。
最初っからチキンの上にドロ〜ンとソースかけられてたら、私は無理。
ビバ関西風薄味派なんだよ。
でも、この前あるおばさんを見て、セルフサービスはインドネシアではやめたほうが・・・と思った。
そのおばさん、家から持ってきたであろうタッパーに、ケチャップポンプ30プッシュぐらい入れていた。
しゃー、それって、泥棒になるんじゃないか?
もちろんそのタッパーはかばんの中に入れていた。
おばさん、もしや今までケチャップというものを買ったことないなー。
そんな手口を使うとは、根性あるわ。

そうそう、食べた後はトレーを戻して紙くずを捨てるなんてことはしなくていい。
食べたらそのままほっとけば、店員さんが片付けてくれるから。
この前日本に帰ったとき、なんや氷はこちら、プラスチック容器はこちら、なんて具合にごみ分別があってちょっと手こずった。
インドネシアでは一般家庭ゴミでも区別なんてしないからねぇ。
紙くずも割れたガラスもテレビも、ぜーんぶ同じゴミ箱へ。
ゴミ収集車が集積場に持って行き、詰まれたゴミの中をどこかしらから貧しい人が来て、そのゴミを分別し、売れそうなもの(缶や瓶、プラスチック類、新聞)を持っていく。
ゴミ分別もある種のセルフサービスか。
人口が多いのをもう少し有効活用したらいいのに・・・少し悲しくなってくるのは私だけだはないはずであろう。
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2010年10月20日

ケロカン

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我が背中。
別に虐待の痕ではない。
ケロカンの痕。

風邪気味、倦怠感がある、そんなときインドネシアでは、ベビーオイルを塗った背中に500ルピア硬貨をこすって治療する。
これをケロカンと言う。
ちなみに500ルピア硬貨の大きさは、500円玉とほぼ同じだが、1円玉ほどの軽さのもの。
マッサージや鍼灸なんかの一種のようだ。
でも跡形はちと痛々しい。

この前熱が出てすっきりしないときに、だんなにしてもらった。
だんなは風邪気味のときいつもケロカンをして、すっきりした、もう治ったと言っているので、私もいっぺんチャレンジしてみようかなと。
感想はというと・・・
ま、痛いことは無い。
かゆいところをポリポリ掻いてもらっているような程度。
しかし、すっきりした、もう治った、というところまででは・・・ないよ。
背中はスースーする感じで気持ちいいが、肝心の頭の重さと体のだるさは変わらず。
だんなのやり方がゆるかったんだろうか。
いや、多分私の半信半疑がよくなかったんだろう。
だんなはケロカンの効果を信じきっている。
一方私は話半分ほんまかいなという程度。
要は気の持ち様。
こういう伝統的治療法ってそんなもんよね、きっと。
信じるものは救われる精神が大事である。

結局この後私は、ごく普通によく寝てお粥さんを食べて徐々に回復していったのである。
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2010年10月09日

チフス

お休みしていてご心配おかけしました。
体調を崩してしまい・・・

先月の中ごろ、頭痛と熱でしばらく寝込み、さらにアオも熱が出て下がらず、ユメも熱が出て、だんなは咳。
こんな家族がいっぺんに病気になったのは初めて。
一番症状の軽かっただんながお粥さんを作ってくれたりして、がんばっていた。
ユメはすぐ治り、しばらくして私もとりあえず熱はさがり、でもアオはまったく回復の兆しがなく、何も食べなくなって入院。
私とだんなと義母と交代しながらの付き添い入院生活。

医者には「チフスっぽい」と言われた。
腸チフスってやつ。
なんでそんな病気になったんだろう。
ウィキペディアより引用する。
無症状病原体保有者や腸チフス発症者の大便や尿に汚染された食物、水などを通して感染する。これらは手洗いの不十分な状態での食事や、糞便にたかったハエが人の食べ物で摂食活動を行ったときに、病原体が食物に付着して摂取されることが原因である。(略)ネズミの糞から感染することもある。上下水道が整備されていない発展途上国での流行が多く(略)
あ、これぜったいありえる!と思った。
ちょうど、調子が悪くなった日、パーティーに行って、そこでご飯を食べた。
そこで汚染食物、もしくは調理者による感染があったんだと確信した。
インドネシア生まれのだんなとユメは軽症ですみ、無菌大国日本生まれの私とアオは重症化したということかもしれない。
現代の日本にはもうないような伝染病なので、不衛生な国に住んでいることをひしひしと感じた。

今現在、もうアオは退院して、元気に学校にも通い始めている。
私は熱が下がった後すぐに持病のメニエール病が出て、夜になるとやたらめまいがするが、寝込むほどではなく、なんとかぼちぼちやっている。
ひとまず心配は無用。

退院する日、医者に「やっぱりチフスじゃなかったよ」と言われた。
なんやったんや?
まさかただの風邪とは言わせますまい。
検査きっちりしたんやろか。
一応元気になったんでよしとする。
「やっぱり腸チフスやったんやって」と心の中でつぶやきながら。
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2010年09月09日

お歳暮

やっと断食29日目。
あと1日である。
ふうーー。
きつかった。
この断食中に3回も熱が出て、もうふらふら。
でもご飯の用意とか掃除は私しかしないし、主婦は病気でも断食でも年中無休。
さらに、年々胃が弱くなってきているのをひしひしと実感した。
断食が始まってしばらくすると、嘔吐及び胃痛をともなってくるのは毎年恒例。
同じく胃弱な父からもらった胃薬は、このたびはまったく効かなかった。
だんなは「もう断食やめ」と言った。
これも毎年恒例のことである。
さて来年は断食しているんだろうか。

断食が終わる前、日本で言うところのお歳暮シーズンとなる。
だんなが仕事関係の会社からもらってきたお歳暮がこちら。

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日本のお歳暮の品と比べると、なんか派手。
あと、日本ならハムのセットとか、佃煮のセットとか、1種類の品物が違う味やパックで入っているのだが、インドネシアのものはいろいろ入っている。
バター、ペプシ、砂糖、お菓子、練乳、コーヒー、紅茶、なんかが詰め合わせられている。
また、箱ではなく、木のかご入りで、透明のラッピングがされている。
言うとくけどええ値するんよ。
うちもアオの家庭教師の先生に、一通りそろえてこのようなお歳暮を渡した。

明日から4日間、どこも定休日となる。
みんな田舎に帰ったり、親戚を訪ねていったり。
ともかく、明日1日だ。
ま、正確に言えば女性は断食の不足分をしなきゃならないのだが。
私は来週からすぐまた不足分するわと言ったら、だんなは
「また今度でええ」と。
こう甘やかされて、結局しない。
だんなは30日間きっちり断食した。(ちなみに禁煙も持続中!)
自分に厳しく奥さんに甘い。
ん、それでよいでしょう。
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2010年08月20日

サフール

断食開始時間前の食事をサフールと言う。
マカッサルでは、だいたいみんな午前3時半から4時半ごろまでに食べている。
食事を終えていないといけない時間はイムサックといって、4時41分とか42分とか日によって変わる。
だんなは3時半に起きてがっつり普通にご飯とおかずを食べる。
私は4時に起きて野菜ジュースと甘納豆数粒。
アオはミロのコーンフレークとヤクルト。
食べるものは違うが、見るテレビは3人とも大好きな

スーパーファミリー」

断食中の深夜早朝のテレビ番組はなかなか多種多様。
中でもスーパーファミリーは、視聴者参加型クイズ番組で私もアオも楽しめる。
インドネシア版「クイズ100人に聞きました」と言えばすぐ想像できるだろう。
日本のは関口さんの後ろに大きなパネルがあるが、「スーパーファミリー」ではそんな大そうなものはなくて、文字と数字のみ出る。
あと、関口さんの出題ならその問題の前に「渋谷のOL100人に聞きました」という前提条件があるが、それもない。
司会者が「困ったときに出る一言と言えば?」と問題を出し、二手に分かれたグループの代表者がピンポンを押す。
それからはラストチャンスが違うだけで全部一緒のルール。
もちろんバックの応援者も同じように「あるあるあるある」「ないないないない」と連呼している。
テレビの前でアオも「ada!ada!ada!」「salah!salah!salah」と言っていておもしろい。(ada:ある、salah:間違ってる)
朝の4時半、なかなかやかましい我が家のサフール。

アオは今年初めて断食をしているが、ちゃんと毎日4時に起きて感心している。
さすがにまるまる1日はできずに半日だが、朝の4時半から昼の12時半まで飲まず食わずで不平も言わず、学校から帰ってきてもごく普通に走って遊びまわっている。
2度ほど「僕も6時まで断食がんばる」と言ったが、結局1時半ごろにやっぱり根負けして食べていた。
私もだんなも強制はしない。
アオが断食の意味をわかって、それで自らすすんでしている。
お祈りも全部して、夜のタラウィも毎日行って。
成長したなー。
「ada!ada!ada!」とテレビに向かってさけんでいるその姿は、まったくもって子供なんだけどな。
アオがこのまま無事に断食月を過ごせますように。
あ、もちろんだんなも。
そして私も。←いちばんやばい・・・
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2010年08月16日

禁煙

断食中は日中の飲食を絶つだけでなく、喫煙もしてはならない。
これもいい機会だと、だんなは禁煙を始めた。
いつもは風邪を引くたんびに「もうたばこやめるわ」と言っては治ればまた吸い始める、この繰り返しだった。
今回も断食が終わればまた吸い始めるんじゃぁ・・・と思ってはいるが、さてどうだろう。
やめてくれると家計は助かるし、ごみは減るし、もちろん健康にもいい。
何より、53キロの極細ペンのような体が少々太ってくれるのではないかと期待はふくらむ。

一応インドネシアにも禁煙パイポなるものは売っている。
でも、使っている人なんて見たことがない。
数ヶ月前だっただろうか、YouTubeでインドネシアの2歳の男の子がプカプカとタバコを吸う映像が話題になったのは。
2歳はちょっとひどいが、学校に行っていない小学生ぐらいの子供が吸っているのはよく見かける。
彼らは禁煙しようとも思っていないし、たばこの健康被害の知識すらもない。
その2歳の男の子の父親は、「子供は病気にもなってないし、問題ない」と言っていたが、周りの親もその程度の知識なのだろう。

日本には6千円ぐらいの禁煙できる偽たばこの機械?があるらしい。
だんなはその話を聞いてきて、「今度帰ったら禁煙できるそれ、よさそうなら買うてきて」と頼まれた。
で、この前日本に帰ったときにどんなものか聞いたところ、なんや専用フィルターを随時交換せんならんということで、高いし荷物も増えるしで無視した。
今、何もしなくても禁煙できてるやん。
買わんでよかったー。

ご飯を食べた後、それから子供らが寝てゆっくりしたとき、必ずタバコを吸っていただんな。
今は、そんな時、必死に落花生の皮をむきむきしている。
それでええ、それでええ。
豆を食べろ豆を食べろ。
断食が終わっても落花生は家に常備しておくことにしよう。
禁煙成功か否か、落花生の味が鍵を握っているやもしれぬな。
posted by ubor at 00:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月23日

エレベーター

体がだるい。
まだだるいんかというくらいだるい。
日本でそんなに動きすぎたんやろうか。
仕事して子育てしてる友達には申し訳ないが、むちゃくちゃ昼寝をしている。
午前に1回、午後に1回、夜は10時になったらもう眠い。
生後9ヶ月の赤子のごとく寝ている。
寝すぎでだるいわけではないと思う。
とてつもなく体が動かなくなり、仕方なく横になるのだから。
テキパキという言葉がまったくもって似合わない国、インドネシア。
日本帰りだと、眠くなって当然かもしれない。

おーっと、今日はこんなことを書こうと思っていたんじゃない。
今朝見たニュース。
ちょっと怖いエレベーター内での強盗事件の話である。
監視カメラの映像だったのだが、エレベーターに乗っていたのは男性二人、女性一人。
男性のうちの一人が女性の荷物をひったくって、それをもう一人の男性が制止に入って、荷物がぐっちゃぐっちゃのばっらばら。
叩きあいの殴り合い。
それでも男は荷物の中でも主要なかばんだけをどうにか奪い、そのときドアが開いて逃げて行って男性と女性がそれを追いかけるというものだった。

おっそろしいーー。
普段からエレベーターには乗らなかったが、それは故障するからという思いがあった。
しかししかし、いやー、ひったくりかー、怖い怖い。
女性だろうが、男性だろうが、インドネシアでエレベーターに一人では乗るべきではないと思った。
知らない人と密室になってはいけない。
多少歩いても、エスカレーターを使おう。
でもエスカレーターもしょっちゅう故障して止まってるんよなー。
動かないエスカレーターを上るのは、階段よりしんどい。
階段も階段で、1段ずつ高さが違うことがよくある。
テンポよく上れず、何度もこけそうになる。
そうだ、スロープがいい。
子供もお年よりも車椅子の人も、みんな安全。
名案名案。

などと一人つぶやきながらの朝のひと時ニュースタイム。
posted by ubor at 10:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月15日

球技大会

昨日、日本勝ったねー。
ちゃんとゴールも見たよ。
よかったよかった。
サッカーに興味はなくとも日本は応援する私。
だんなも残業中に「日本何点や?」と電話してきたりして、なかなか日本に熱を入れている。
それに加え、今朝の新聞(マカッサルのFAJAR新聞)を見たら、なんと、日本チームの喜ぶ姿が一面に載っているではないか。
FAJARも日本応援してくれたんやな。
さすが同じアジア人。

さてさて、ワールドカップと時を同じくしてアオの小学校でも球技大会が始まった。
先週末で学年末試験が終わり、アオは今週1週間ずっとサッカー。

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服は全員自前のユニフォーム。
学年ごとのクラス総当りで、昨日は1年4組として負け。
今日は1組として、勝てたので大喜びで帰ってきた。
明日は2組に勝つぞー、とアオは意気込んでいる。
がんばれ3組!

これ、男子はいいが女子は何をしているのだろうか、よくわからない。
フラフープを持ってきてる子が多かったから、フラフープ大会かも。
あと、こんな具合に勉強をしないから、通知表をもらうまで欠席する子もいる。
私はやっぱり体を動かすのも勉強のうちだと思う。
なによりアオはのりのりでサッカーしているというのもある。

朝7時に登校して、サッカー1試合して、9時に帰ってくる。
早すぎ!
家の掃除が半分も終わってないのに迎えに行かなくちゃならないので、とてもバタバタする。
それでも汗かいてその日の試合についていろいろ話してくれるアオを見ると、いきいきしていてこれぞ小学生、と思う。
先週勉強勉強だった分、ずいぶん楽しそうだ。
明日も活躍してくるんよ。
がんばれアオ!
がんばれ日本!
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2010年06月11日

フットサル

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フットサル場。
だんなはいつも毎週日曜朝9時から、フットサル(ミニサッカー)に行っている。
休みの日なのにゆっくり寝ず、ゴロゴロしない。
朝から汗を流しに行く。

私はサッカーには興味がないので一度も見に行ったことがなかったのだが、この前初めて一緒に行ってきた
恋人時代ならどんなにサッカーを知らなくても、スポーツドリンクでも持って毎回必ず応援しに行くのだろうが・・・
行ってみて、やっぱり暇だった。
応援の「お」の字もせずにユメを連れてうろうろと場内を見て回る。

このフットサル場、いろんなことでびっくりびっくり。
6コートぐらいあって、ものすごく広い。
しかもその日は水曜の夜9時から10時という時間だったのにも関わらず、どのコートもいっぱいで、汗臭い男たちがわんさかサッカーに熱中していた。
そしてさらに、あんなに時間にルーズなインドネシア人なのに、だんなのフットサルメンバー全員8時50分には集合して靴を履いたりして用意をしているではないか。
もちろん他のコートにいる人たちもそのようだった。
そこまでさせるほど、インドネシア人にとってサッカーは人気スポーツなのである。

もちろんサッカーをすることも好きだが、観戦するのも大好き。
みんなで集まってワイワイとテレビを見る。
あー、ワールドカップが始まる。
マスメディア、何から何までワールドカップ一色。
インドネシアが出場しているわけでもないのに、インドネシア中が盛り上がっている。
4年前を思い出すと憂鬱になる。
夜中に外に大きなスクリーンを出してきて、イスもいっぱい出してきて観戦する。
しかもそれ、店とかじゃなくて普通の住宅地内のあちこちで。
非常にうるさくて寝られない。
一方だんなは深夜の丑三つ時だろうが関係無しに、
「ちょっと、あそこのスクリーンあるところに見に行ってくるわ」と走って出かけていく。
家でテレビで見ればいいものの、一人で見ててもおもしろくないんだとか。
来週から子供らと3人で日本に帰る予定にしておいてよかった。
だんなも文句を言われずにサッカー観戦に行けるからうれしいだろう。

だんなの本命はスペインなんだとか。
私はサッカーぜんぜんわからないけど、どんなに弱かろうが
ガンバレ日本!
日本を応援する日本人である。
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2010年06月04日

土産物

トラジャ旅行記C完結編

トラジャで買ったお土産は、昨日のはちみつと、トンコナンの絵が描いてあるお盆、Tシャツのみ。
タウタウという死者人形が有名だが、ちょっと我が家には・・・

でもトラジャからマカッサルまでの道のりで、てんこもりのお土産を買うことができた。
とにかく名前を聞いたことない、もしくは見たことない食べ物は制覇したというかんじ。
一つずつ紹介していこう。

まず、トラジャを出て次のエンレカンという町で。

どどどどでかいバナナ。
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4,50センチはあるだろう。
この房の中で1本だけ熟れているものがあったので、車の中で試食することに。
皮を剥くと、普通のバナナよりも黄色い、いや、オレンジと言ってもいいくらい。
こりゃ甘そうだ〜なんてみんなでいいながら、みんなで分け分けしてパクッと一口。

・・・
・・・

全員沈黙の後、口をそろえて

「普通やな。」

色形が変われどごくごく一般的なバナナであった。
店の人は揚げるとおいしいよと言っていたが、揚げても普通のバナナであることが容易に想像できる。

同じくエンレカンで。
バナナの皮にくるまれたチーズ。
DSC00347.JPG

インドネシアで乳製品は珍しい。
日本ではよく見る白と黒の乳牛なんて見たことないし。
英語でナチュラルモツァレラと書かれていて、ピザにのせてもおいしいよと店員が言っていた。
それを聞いててっきりとろけるチーズや〜と感激した私、さっそく帰ってからオムレツに入れてみた。
とろけるチーズオムレツ〜となる予定だったが・・・
残念な結果が。

まったくとろけなかった・・・

チーズゴロゴロオムレツ。
やられたー。
そのゴロゴロチーズを食べてみると、味はチーズだが、まったく食感が違う。
チーズのずっしり感というか、ぐにゅっという食感がまったくない。
あれ、はんぺんやったん?と思わず見直してしまった。
よく言えばはんぺん、悪く言えば食器洗い用のスポンジ。
私はチーズに詳しくないが、ぜったいモツァレラではないことは確かだ。
で、本当の食べ方はというと、
DSC00350.JPG

せんべい。
店員が、このチーズは揚げるとおいしいよと言っていた。
また揚げもんかー・・・と思ったので期待をこめてチーズオムレツにしたが、もう揚げるしかないらしいと納得した。
でもこのチーズせんべいは本当においしかった。
ほんのりした甘みでさくさくしてて、どこの駄菓子屋に置いててもおかしくないような子供のおやつっぽいお菓子。

次に、どでかいだんご。
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店の人はバクソマニスと言っていた。
バクソとはインドネシアの肉団子のこと。
名前を聞いただけで、えー、肉団子に椰子砂糖?あわへんやろーと思っていたが、なんのことはない、肉じゃなかった。
もち米で作っただんごに椰子砂糖がけ。
見た目だけで名付けられたようだ。
アオはずいぶん気に入ったようで、こんなごっついだんご4つをぺロッと食べてしまった。

同じく椰子砂糖を使ったお菓子トリ。
DSC00376.JPG

見た目は完全にかりんとう。
味もほとんどかりんとう。
でもポリポリ食べるものではない。
また、外はカリッと中はふわふわ、そんなもんでもない。
一言で言うと、極度に湿らせたかりんとうとでも言おうか。
するめとまではいかないが、引きちぎる感じで食べた。
揚げ揚げならまだそこまでいかないだろうが。
でもかりんとう懐かしさのあまり、車中でだいぶん食べてしまった。

そのほかエンレカンではサラック(サラックの回参照)や、バワンメラ(シャロット)など安くておいしいものをゲット。
その後バルルという町にて。
スラベンというお菓子。
DSC00360.JPG

確かダダルの回で、インドネシアのお菓子は椰子砂糖、ココナッツ、パンダンの葉を使うのが基本だと書いたが、もう一つもち米を忘れていた。
このスラベンは、ココナッツミルクともち米粉を混ぜて丸めて焼いたものを、椰子砂糖水につけて食べる。
思ったよりもち米粉の量が少なくて、ふわほわのやわらか食感。
いい加減椰子砂糖の味に飽きるころだがさらに・・・
DSC00344.JPG

その横で売られているダンゲというお菓子も買ってしまった。
ごつい鉄板を使っていて、カリッと焼いたおもちのよう。
これもまたいつもの椰子砂糖と、紫黒米のもち米粉とココナッツを型に入れて焼いたもので。
型が独特。
DSC00362.JPG

ん、鯛の形にしたらタイヤキできるんちゃうの。
これを買った辺りは20件以上もこの「ダンゲ・スラベン」という看板の店が並んでいる。
いつもインドネシアでは不思議に思うことだが、
なんでとうもろこし屋の隣にトウモロコシ屋作るねん!
1件ぐらい違う形で「鯛の形したダンゲ」と看板出したらはやるんじゃないだろうか?
同じ店がずらっと並ぶ中で、自分の店だけ目を引く努力というのはここの人はあまりしていないようだ。

とまあこんな風に、マカッサルに近づくにつれ車の中はお土産いっぱいになっていったトラジャ旅行だった。
だんなよ、長時間の運転お疲れさまでした。

トラジャ旅行記完
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2010年06月03日

トラジャコーヒー

トラジャ旅行記B

日本人でトラジャを知る人は、コーヒー通の人が多いかもしれない。
トラジャの名産品「トラジャコーヒー」は有名である。
コーヒー関連の日本企業が入っているので、友人にお願いしてコーヒー農園を見学させてもらってきた。
恥ずかしいが言っておこう。
私はカフェインアレルギーのため、コーヒーが飲めない。
さらに、だんなは典型的インドネシア人のごとく、コーヒーにはスティックシュガー4本、ミルクポーション2つも入れるという、コーヒー通でもなんでもない夫婦である。
でもかねてから見たかった。
インドネシアのプランテーションというものを。
そしてコーヒーの木というものを。
緑茶は製造工程が想像できるが、コーヒーは?マークがいっぱいである。
コーヒー豆の何がどないにどうなってコーヒーとなるのか。
さてさて、レポートいたしましょう。


行き道。
これにはおったまげた。
四駆で行くなんとかラリーとはこのことか。
道なき山中を行く。
右を見れば深い谷底、左を見れば崖崩れしそうな山肌。
心中穏やかではない。
座っているのに何度もジャンプして頭やあごを打った。
そんなジャングル山道をぐんぐん突き進む。
熱帯雨林のジャングルにあるといえば、こちら。

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カカオの木もいっぱい。
こんな実からどうやってチョコレートができるのか、気になるな。
今度はどっかカカオ農園も行ってみたいと思う。
カカオアレルギーのくせにまたそんなことを考えてしまった。

ラリーを終え、農園到着。
高級品、B級品、炒る前、薄皮付きの豆、いろんな豆を見せてもらい、工場での作業も見学。
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おばちゃんが手作業で選別していた。
実をとって、豆の薄皮むいて、選別して、それでもう出荷するそうだ。
その時点で色は薄緑のような大豆のような色。
出荷先で炒ってあの黒ーい色になる。

これはコーヒーの木。
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けっこう低木なんやね〜。170センチほどか。
そして実。
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さくらんぼ風。
赤いのがもう熟している実で、何粒か拝借して食す。

甘い!

そらそうか、木の実やもんな。
でも実とは言え、食べる部分はない。
皮からプチュッと出てきた種をねぶる感じ。
梅干の種をいつまでも口に残しておくと・・・そんな状態。
だからねぶってもすぐペッと種を出さなきゃならない。
あ、でもこの種の部分がコーヒー豆になるんやな・・・

コーヒー通ではない夫婦とはいえ、一応私も2口ほど飲ませてもらった。
ブラックのやつ。
さらっとした酸味の後に苦味がほわん。
芳ばしい香りがのどから鼻まで漂っていく。
だんなも、あれ、これはブラックででも飲めるな、とびっくりしていた。
そらそら全部手作業の高級品ですから。
ガイドのおじさんは、ブルーマウンテンに近いが、もうブルーマウンテンは有名になりすぎて機械を使っていい加減なものになってきている、と言っていた。
そうかー、いいコーヒー作りには手作業がかかせないんやな。
山にわんさかなってるコーヒーの実を、一つ一つ手で収穫し、人間の目で選別し、なんと手間をかけているのだろう。
トラジャコーヒー万歳!である。

実は、この農園でアオは泣いてしまった。
というのも蜂が多かったから。
ワーとかギャーとか言うとよけい近寄ってくるから、静かにじっとしときなさいと言ったのだが、それができないお兄ちゃん。
いじけていたので、ラリー並みの帰り道にはちみつを買ってやった。
IMG_0432.JPG

山道沿いに、こんなビール瓶に入れられて道々売っていた。
農園でとれたもののようだ。
コーヒー農園に行って蜂蜜を買って帰る。
なんかおかしいな。
いや、これが我が家風ということにしておこう。
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2010年06月02日

風葬

トラジャ旅行記A

ケテケス村、奥へ進むとトンコナンの形をしたお墓があった。
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上のほうに位牌がかけられており、下の丸いところに埋葬されているらしい。
でもこういうのはお金持ちの人がやってるわけであって、一般的な本当のお墓と言うのが・・・
なんと恐ろしげなこちら。
kanoke.JPG

岩壁に取り付けられたいくつもの棺桶がーーー。

jinkotsu.JPG

さらにさらに、もう棺桶もなんもあったもんじゃない。
人骨散乱てーー。

おっそろしいことこの上なし。
岩の階段は上まで続いていたが、だんな一人に見に行ってきてもらってどんなもんか教えてもらった。
だんな、けっこう写真撮ってるし。
もう、ほんま、変なもん写ったらあかんからそないそない撮らんでええって!

これは風葬というもので、遺体を土に埋めるわけでもなく、燃やすわけでもなく、そのまま放置。
骨になりきるまでは絶対見たくない。
一応、この一族はここ、というふうにお墓の場所は決まっているらしい。
亡くなった人たちの人形がこの檻の中に納められていた。
IMG_0440.JPG

人形は人形だが、家族写真のごとく整列している。
ふとロサンゼルスのろう人形館を思い出したが、同じ観光名所と言ってもテンションがぜんぜん違うなと感じる。
トラジャ観光は葬式とお墓だとは知っていたものの、衝撃的な骨の有り様だった。
葬式を旅行プランに盛り込まなくてよかったわ。
お墓だけで体中のさぶいぼが出尽くしたのだった。
posted by ubor at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日

トンコナン

タナトラジャ旅行記@

タナトラジャと言っても、日本人でその地を知る人は少ないと思う。
マカッサルと同じスラウェシ島で、マカッサルから車で10時間。
飛行機はないの?と突っ込まないでください。
そんな長時間かけても行く観光客がいる。
ホテルででも欧米人がちょこちょこいた。

トラジャ独特の建築様式「トンコナン」の形をしたホテル。
hotel.JPG

部屋の鍵もトンコナンの形でかわいい。
IMG_0411.JPG

インテリアの小人人形もかわいい。
IMG_0384.JPG

私かわいい?
IMG_0342.JPG


トンコナンは、普通の家屋とは違い、屋根の両端が反り上がっている。
一般家庭での用途は穀倉で、高床式になっている。
昔からのトンコナンが立ち並ぶ、ケテケス村というところへ行ってきた。

ketekesu.JPG

保存状態がいいと歩き方には書いていたが、屋根の上は草ボーボー。
だいっぶん年季が入っていた。
写真を撮ったりしていると、この近所のおばちゃんが通りかかって「この中人住んでるんよ。私のおじいちゃんが一人で」と言う。
えーー、全部穀倉じゃなかったんー?
そんなことを聞くとどうしても中が見たくなる。
だんなは「もうえーって、やめとけやめとけ」と言うが、こんな観光地の建物内で堂々と生活しているおじいちゃんに、どうしても会ってみたいとごねる私。
そこを運良く欧米人3人組観光客とガイドがやってきて、そのおじいちゃんが住むと言うトンコナンの前で説明を始めた。
そして一通り説明したら階段を上って行くではないか。
しれ〜っとその仲間のごとく一緒に入ってみた。
だんなは子供らとともに外で待つ。
中は暗く臭く汚く、異様な空間だった。
全部で10畳ぐらいあっただろうか、それが3部屋に分かれていた。
コンセントとディスペンサーの水があるのが現代風で、そのほかは洞窟生活者のような簡素な炊事場。
棚に無造作に置かれている牛の頭蓋骨。
天井からは大量のカビか虫の糞か土か、何かわからない黒いものがいっぱいぶら下がっている。
おじいちゃんを探す。
ガイドさんが「その隣の部屋で昼寝してますよ。どうぞご覧ください」
ご覧くださいって!珍獣扱いかいな。
ガイドいわく、そのおじいちゃんはもうだいぶん歳がいってて病気なので、たいがい寝ていると。
で、観光客がこうやって入ってきても気にしてないんだとか。
それでもやっぱり写真を撮るのは気が引けたので撮らなかった。
いや、なんか怖くて撮る気になれない。
一緒に入った欧米人も、恐ろしげな表情で萎縮したかんじだった。
空気があるのに息苦しい。
一通り見渡した後、まだ説明中のガイドと欧米人を残して早々と出た。
ふぅー、下界へ降り立った気分。
だんなに内部はこんなんこんなんでと説明した。
先の欧米人と同じように、自然と恐ろしげな表情になりながら。
人の家だというのに、そぞろ恐ろしい。
で、このケテケス村、奥へ進むともっとさぶいぼもんの人骨が散らばっているのであった。
その話はまた次回ということで。
posted by ubor at 21:21| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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