2009年02月16日

渋滞

インドネシアのジャカルタの渋滞はかなりひどいとよく聞く。
マカッサルも時間帯や時期によっては、よく込んでいる。
道路の渋滞の理由として、
雨季の洪水による道路の冠水、
停電による無信号状態、
運転の仕方をあまり知らない人によるのろのろ運転、
事故や故障車による立ち往生、
ざっと挙げたところでこんなもんだろうか。

だが、昨日の渋滞はそれらの理由に当てはまらなかった。
昨日の渋滞理由とは、こちら。

DSC00968.JPG

牛渋滞。
あまりそこは通らない道だったので知らなかったのだが、その通りに牛舎があったようだ。
延々と牛がその牛舎に向かって歩いている。
なんで普通の道路を散歩させんねんな。
ほんでまた普通の道路沿いに牛舎作ったらいかんでー。
200頭は軽くいたと思う。
飼い主というのがよくわからないが、ところどころで子供らが棒で牛のお尻をペンペンしながら、歩くよう急かしていた。
牛も賢いのか、割とまっすぐに歩いていた。
でもときどきひょっと道路を横切ろうとする牛が出てくる。
そのたんびにだんなはクラクションを鳴らしていた。
いやいや、牛はクラクション鳴らされてる意味分からへんやろー!
何度もつっこみを入れた。
もちろん牛たちはクラクション鳴らされても、のっそのっそのっそ。
思うように前に進めない車。
これぞまさに牛渋滞。
ユメが窓を開けて、「こらー、牛ー、のいてよーあむないでー」とひたすら叫んでいたのが笑えてしょうがなかった。
いやいや、この牛さんたち日本語わからへんって!
その横で私は、「あの牛は筋肉質や、脂身のない、かったいかったい肉やで、絶対おいしないわ」と、牛の値踏みをしていた。
しかしこの牛渋滞、ムフ、ムフムフ・・・楽しいぞ。
渋滞なのに楽しいぞ。
ちょっとしたサファリ状態。
世の中にはイライラしない渋滞もあるもんだと、昨日知ったのであった。
ただし急ぎのときはその類にあらず。
posted by ubor at 23:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

カビ

最近のいちばんの悩み、というより仕事は、
カビ取りである。
雨季で絶えず湿っぽいので、大繁殖大繁殖。
どっかしらの引き出し開けるとカビが生えている。
見た目と手触りからうちは木製の家具が多いのだが、インドネシアではそれが失敗だったと今頃気付いた。

キッチンの食器棚やら引き出しは、3日もすればびっしり内側に生えている。
脱衣場に置きっぱなしだったベルトにもカビ。
結構風通しのあるところに置いていたつもりだったのに、だんなのスーツにもカビがちょろちょろと。
幸いそれらは、雑巾やアルコール入りのウエットティッシュで拭いて乾燥させることができている。
しかし、びっくりしたのは爪楊枝入れの爪楊枝が出てくる小さい穴、その穴にカビがきていて、泣く泣く中身とともにそれは捨てた。
で、とにかく空気を通さないとと思い、寝る前にほぼすべての引き出しを開けっ放しにしておき、翌日の昼ごろまでそのままにしている。
夜にゴキブリやらやもりがその中に侵入するのではと多少不安もあるものの、寝ている間のことなので目をつぶってしまっいる。

しかしカビにもいろいろあるんだなーとちょっぴり勉強にもなった。
真っ黒ーーーく絵の具で塗ったようなもの、ポツポツ白い雪のようなもの、クモの糸のようなふわふわしたもの、日本でよく見るアオカビ以外でもいろいろいるもんだと思いながら掃除している。

さてこんなカビの対策法、どうすべきだろう。
乾燥剤を引き出しに入れても、数時間でお取替えサインが出てしまった。
インドネシアでは高価なドライペットを置いていても、2週間ほどで水がたまってしまう。
除湿機があればいいが、大きいサイズのものはマカッサルには売っていない。
家具を全部、カビも錆びもこないアルミ製のものに変えればいいのだが、もちろんお金もかかるし、何よりアルミ製の棚は味気がなく趣味ではない。
趣味がどうこう言っている場合ではないと、わかってはいるのだが・・・
ひたすら晴れを祈るしかない。
そうこうしているうちに乾季になり、カビのことはすっかり忘れていく。
これ、毎年のこと。
のどもと過ぎればなんとやら〜。
posted by ubor at 23:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月07日

物乞い

インドネシアには物乞いが道端にたくさんいる。
大人なら、手足がない、目が見えないなどの、体の不自由な人が多い。
子供もたくさんいて、貧しい身なりで履物も履かずに道路の真ん中にいたりする。

だが、今日見た物乞いはそれらとは違っていた。
いたって普通のシャツとズボンを着た青年男性数名が、道端で手を出している。
だんな「あれ、なんでお金くれってしよるかわかる?」
私「なんでー、あれ?そんなに貧しいかんじには見えんかったけど」
だんな「道路のでこぼこしたところを自分のお金で直して、そこを通る人らーからお金をもらおうとしてるんや」

へ〜、自腹で直す人がいてるんやー。
でも元とれるんかな?
無理っぽい気がする。
だって誰もその人らに道路直してって頼んだわけやないし。
よっぽど数キロに渡ってきれいなアスファルトになってるのなら、私でもちょっと渡そうかなと思うけど、たった1ヵ所の凹みを盛り土したくらいでは・・・うーん・・・

日本の平らな道路を走っている方が見るとびっくりするくらい、インドネシアの道路は凹みが多い。
まっすぐの道路を走っているはずなのに、ここは山道ですか?と問うほどにお尻がドーンドン跳ねる。
理由は簡単で、ちゃんとした材料を使ってきっちり仕事をしていないのと、舗装してまだ乾かないうちに車やバイクがその上を通ってしまう、滝のような雨が降ってしまう、などなど。

今日のように、半ばボランティアで道路を直してくれる人がいるとありがたいなと思う。
でもボランティア精神をもってしたのではなく、きっとどこかの工事の残り物で、そんな残り物で多少なりともお金になると思ってしたのだろう。
いや、それでもやっぱりありがたい。
お尻が4つに割れそうなくらいぼっこぼこのところもあるからね。
今度そこを通ったとき、良好なアスファルトの状態が続いていたらちょっと寄付してもいいかな。
でも今はじゃんじゃん降りの雨季。
直しても次の日にはまた大きな水溜りができていると思うのは、私だけではないだろう。
次はぜひ乾季にやっていただきたい。
posted by ubor at 23:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

時刻

先日、マカッサルに住む日本人の方が、インドネシア人夫婦の結婚式に招待されて行ったときのことでおもしろかったことを一つ。

どうやらその方はインドネシア人の結婚パーティーに招待されたのが初めてだったのか、招待状に書かれてあったきっかりのその時刻に行ったそうな。

それはあきませんよ!
そらまだ誰も来てませんって!

わろたわろた。

そう、インドネシアの結婚パーティーは、招待状に書かれてある時刻通りに行くとちょっと恥ずかしいめに遭う。
例えば午後7時と書かれてあると、いちばん早くても7時半ぐらい。
うちはだいたい40分から45分遅れぐらいで行く。
というのも、まだきっちり用意ができてないんよね。
40分遅れで行くと、ちょうどバンド演奏が始まっていて、お客さんもちゃっちゃかちゃっちゃかやってきている。
わいわいがやがや盛況している状態。
が、ちょうどの時刻に行ってしまうと、新郎新婦がちょこんと座っているだけで、裏ではまだごちゃごちゃ用意中、客席はしーん、がらーん。
時刻きっかりに行ったその方は、しーん、がらーんの中、挨拶をして食事をしてきたようであった。

インドネシア人からパーティーに招待されたら遅刻必須。
遅刻厳禁の日本人の皆様、ご注意くださーい。
posted by ubor at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

筆算

アオはだいたい毎日宿題を持って帰ってくる。
前はアルファベットを書いたり単語を書いたり、おもに読み書きの練習だった。
それが最近算数に変わった。
足し算と引き算。

1+3=
5−2=

と書かれてあったのが、急に今日から筆算の書き方になった。

957.JPG

薄くて見えにくいのだが、
書き方が違う!

 3
 

+が後ろに書いてある。
確か日本では2の前に書くはず、いや、そう習ったぞ。
で、何が問題かと言うと、そういう筆算の書き方を先生が教えていない。
教えてへんのになんで宿題出すの?
親の指導の元、しなってことか?
アオは私に聞いてきた。
「なー、これどこに答え書くの?」
私「日本人やったらこの+ってのが前にあって下のこの線も+のとこまであるねんかー。ほんで答えは下に書くねん。でもインドネシアではどうかなー・・・お父さんが帰ってきたら教えてもらおう」
そう言ったのだがアオはだんなの帰りを待ちきれず、+の横に答えを書いていた。

で、だんなが帰ってきて宿題のノートを拝見。

だんな「なんでアオこんな横に答え書いてもたんや、下に書かなあかんねんで」
私「答えは下に書くのはええとして、なんで数字の後ろに+があるねんな。ほんまにこなして習ったん?」
だんな「そうや、これが普通やないか」
私「うっそー。日本は下の段の数字の前に+や−書くねんで。しかもその+のとこまで線引かなあかんねん」

数学は世界共通かと思ってたけど、ちょこちょここういう違いがあるんやね〜。
幼稚園でこれなら小学校に行ったらもっといろいろあるやろう。
私もそのつど勉強していこう。
そしてだんなにも日本風のやり方を覚えてもらおう。
子供の勉強も、私にとってはインドネシアの新たな発見。
これからともに楽しんでいこう。
posted by ubor at 23:41| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

招待状配達

だんなは2日から仕事、でもアオは11日まで休み。
母と子2人ずっと家。
ほんま、真剣、時間をもてあましている。
アオは「日本行こうよー、なー、行こうよー」
と言うが、はい行きましょと言えるほど簡単には行けない。
雨季で雨がよく降るため散歩にも行けない。
毎日塗り絵、折り紙、シャボン玉の連続。

は〜、退屈だな〜と思っていたら、
ピーヨピヨピヨ ピーヨピヨピヨ
玄関チャイムが鳴った。

DSC00945.JPG

やってきたのは結婚式の招待状配達の女の子。
マカッサルでは一般的に結婚式の招待状は、このようなレースに刺しゅうを施した服をまとった若い女性が持ってくる。
招待客一軒一軒回るのだ。
だいたい三百人から千人くらいは招待するので、その結婚する二人の親族の中の何人かで手分けして配達する。
遠方に住んでいる人は郵便で送るのかもしれないが、いまだかつて郵便で招待状を受け取ったことはない。
結婚する当人たちやその親、もしくはこういういでたちの女性が持ってくる。

いつも思うがここの結婚式にはすごく手間がかかっているなーと思う。
親戚総出で配達やら料理やら家の飾り付けやら、ほんまなんやかんやすることがいっぱい。
誰も文句言わんとやることやってるんよね。
家族や親戚の絆が深いところは、日本人の私から見ると感服する。

こういった結婚式の手伝い、私は今の今まで一度も手伝ったことがない。
毎日暇にしてるなら手伝えよと思われるかもしれないが、私からやりたいと言ったこともないし、外国人の要領のわかってないやつ入れたところでそないはかどらんでーと親族も思っているだろう。
だんなも「祝いのお金なり品物なりだけ渡しといたらええねん。わざわざ疲れる現場に足踏み入れんでもええ」と言うので、その言葉に甘えている次第だ。
毎月、ひどいときは毎週のように誰かの結婚式がある。
でもいつもアオとユメと3人で家。
まったく手伝いをしないずぼらな嫁。
今日来たような招待状配達がいちばん簡単やから、それなら一度くらいやってもいいかな。
アオとユメが小学校に行ってからでも。
あ、それなら年齢がもしかしたら・・・
オーバーかもしれない・・・
posted by ubor at 22:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

危険な花火

あけましておめでとうございます。
これでもかというくらい蓄えに蓄えていたおもちを食べて、まずまずのお正月。
年に1度のしゃぶしゃぶもしたしね。
うちはおせちは作らない。
いや、正確に言うと私、おせちは栗きんとん以外嫌いなので・・・
なら雑煮!とも思うが、我が家代々の雑煮は白味噌と金時人参がないからできなーい。
しょうがなしに緑ぜんざい(小豆ではなく緑豆で作る)を皆で味わった。

でも、正直なところ、日本人的には紅白を見た以外正月らしいことなんて何にもないんよね。
だって暑いし。
だんなは31日まで仕事行って2日から仕事。
カレンダーどおりで1日だけしか休んでないし。
三が日は掃除せーへんぞーと思ってたけど、1日2日と掃除してなかったらあっちこっちにやもりの糞が多発して結局今日掃除してもたし。
年末&正月気分を味わいに、今度の年末は心底日本に帰ろうと思った。

それでもインドネシアにいて、あー、年末やな〜と思うとき。
一つはラッパ売りがそこらへんに現れ出したとき。
(詳しくは去年のラッパの回をクリック参照)
そして、あー年明けたな〜と思うとき。
ロケット花火やら爆竹の音。
うるさいわりに見た目はしょぼい。
しかも危ないことに住宅地の中でも平気でバンバンやっている。
もちろん誰もバケツに水なんて用意してないよ。
この前結婚式をしていた隣の家の人が、ロケット花火をうち側へ向かって発射していたことがあり、火の粉が庭の木にでも舞い落ちればと冷や冷やもんだった。
だんなは夜にちょっと出かけたいと言っていたが、「また隣の人がこっちに向かって発射してきたらどないするねん!火事になる可能性のある日に妻と子供2人置いて出て行く気かー!」と言って断念させたのは言うまでも無い。
ロケット花火なんか私は海で友達とバーべキューのときぐらいしかせんかったよーー。

花火は住宅地だけではない。
カウントダウンに海岸沿いの大通りに繰り出す人が多いのだが、そこでもバンバンやっていたようだ。
テレビの中継で映っていた。
かなりの人、人、人。
しつこいようだが誰もバケツに水は用意してないよ。
火が体に付着した場合、走って海に飛び込めばいいってことなんかな。
それにしても人が密集しているところで危ないわぁ。
カウントダウンは家族連れでその海岸沿いに繰り出す人が多いらしいが、我が家は絶対テレビで紅白、ゆく年くる年を定着させよう。
でも子供らは年頃になったら友達と出かけてまうんかなぁ。
いや、阻止せねば。
年越しは家族でテレビやー!

1日が終わり、2日の新聞には一面に「ゴミ」と題して、花火の捨てガラやラッパが海岸沿いにいーっぱい散らかっている写真が載せられていた。
その写真はどういう意味なんやろう?
楽しかったねカウントダウン、という意味やろうな。
汚したら後始末をして帰りなさいという意味はかなり薄いはず。

とまあ、マカッサルの年明けはこんなもん。
初詣もなければ帰省もない。
ちょっとやかましめの休日ってくらい。
除夜の鐘のゴーンがやっぱり響いてほしいなー。
K1やらプライドやら箱根駅伝やら見たいなー。
今年はほんま絶対年末日本に帰ったんねん。
posted by ubor at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

お正月

昨日29日はイスラムの暦でのお正月だった。
日本人の私としてはまだ大掃除の最終の詰めが残っているのだが・・・

朝だんなに、
「今日はお正月やからバケツ買いに行こうか」
と言われた。
えーー、びっくりびっくり。
お正月ってバケツ買う日なんか?
本気?
そんなもんうちは足りてまっせ。

どうしてもお正月にバケツを買うのが納得いかず、夜に帰宅しただんなにもう一度詳しい事情をたずねた。
実は、別にバケツじゃなくてもいいらしい。
とにかく何でもいいから新しい物を買うのだとか。
で、何でバケツかって言うと、貧乏人にとってはそれがいちばん安くて、けっこう使うもの、そして1年ぐらいもつものだからだと。
そうよなー、インドネシアのバケツって質が悪いのか、思いのほか早く穴があいたりひびが入って使い物にならんもんなー。
でももうそのことを知ってから、バケツを荒物屋ではなくてスーパーでいいの買って長持ちしてるんよ。
じゃぁ今日は何を買おうかと思ったけど、今欲しいものというと冷蔵庫。
バケツの値段と桁が何ぼ違うねん!
と言ってすぐに却下されたのだった。

さて、2008年も残りあとわずか。
今年もたくさんの方に愛読していただき、本当にうれしく思っております。
来年も引き続き、インドネシア情勢(そんな大したもんじゃないって?)について綴っていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
では皆さん、よいお年を〜。
posted by ubor at 23:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月27日

風邪

しばらく休んでいて申し訳ありません。
風邪引いて寝込んでました。
しかも私、アオ、ユメの3人で。

いやー、きつかった、3人いっぺんに熱。
発熱初日は唯一元気だっただんなが、仕事午前中で切り上げて帰ってくると言ってくれたものの、実際帰宅したのは5時半。
なんじゃい、いつもより1,2時間ほど早いだけやんかい!
と思っても怒る元気も無く、3人でひたすら川の字で寝てた。
しかも、生まれてから病気では医者に行ったことの無かったユメが、5日も熱が続いた。
いつもは1日熱出て2日目はちょっと元気なしくらいで、3日目はもう元気元気ーだったので、これはいかんとアオとともに3日目に医者に連れて行った。
私はまだ臥していたため、だんなが仕事が終わってから2人を連れて行った。

近所のクリニックはだいたい午後7時半くらいに開く。
日本だとそんな時間は救急病院しか開いてないが、インドネシアのお医者さんは、昼間は総合病院などの大きい病院で働いてきて、帰宅してから自宅でも診療している人が多い。
もちろん総合病院に比べると劣る面も多々あるが、普通の風邪ぐらいならそれで十分間に合っている。

薬はこんなの。

DSC00943.JPG

紙に包まれてあって、昔は、頓服か?と思っていた。
私が子供のころは確か、高熱が出た時用の頓服だけが紙に包まれていて、他のはシロップぐらいだった。
でもこの包み紙に入った薬は、頓服でもない普通の熱の薬。

あとシロップも処方された。
包み紙の粉薬は薬剤師さんがきっちり作ってくれたんやなと思うが、シロップのほうは市販のもの。
市販のものならさらでくれたらいいものを、処方箋には量が書かれてあったんやろうね。
開封済みの薬だった。
いつ開封したやつやねん、古いやつちゃうやろなーと思いながらもきっちり食後にユメに飲ませていた。
でも、予測どおりというか何と言おうか、その薬のシロップから死んだアリが出てきた。

ガーン
アリ入りの薬飲ませてもうたーーー。
もうあそこのクリニックには行く気がしない。
医者とか薬剤師と言えども、インドネシアの衛生観念ってこんなもんなんよね・・・

ユメの具合?
無事に回復して元気元気。
どうやらアリの死骸は副作用がなかったよう。
ひとまず一安心といったところだ。
posted by ubor at 02:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月13日

迷信

雨季。

IMG_0264.JPG

毎日大雨。
じゃんじゃん降り。
滝雨。

IMG_0261.JPG

我が家の前の道。
坂になっているのだが、上方から下方に向かって流れる雨水が濁流と化している。
昨日からとてつもないほどの雨量。
だんなは言った。
「これはもう1週間は確実にずっと雨やな」
そう言ったのはちょっとした迷信から。
マカッサルでは、金曜日に雨が降ると、その後1週間雨が続くと言う迷信がある。
なんでやろね。
そういや小さい頃、金曜日に黒猫を見ると不吉だなんていうのを言ってたな。
金曜日ってなんか妙な力があるんやろうか?

迷信はほかにもある。
結婚式、花嫁の化粧で額の生え際に黒く墨のようなものを塗るのだが、それをちょっとだけもらって子供の額に付ける。
そうすると、元気な子に育つのだそうな。
私も結婚式のとき、「ちょっとごめん」と言っていろいろな人がおでこを指でさわりに来たのを覚えている。
あのときは「なんのこっちゃ?」と思っていたが、後々だんなに聞いてわかった。

あと、多分インドネシア中で言われている迷信と言えば、蝶々のお客さん。
蝶々が家の中に舞い込んでくると、その日誰や知らんけどお客さんがやってくると言われている。
うちはとんぼとハチならよく入ってくるが、蝶々はあまりない。
蝶々だと、入ってきてもなんか楽しいよね、追いかけるの。
そういう心が弾むって意味もこもっているのかもしれないな。

これらはあくまでも迷信なので、はずれることのほうが多いのはしょうがありまへんよ。
はー、それにしても金曜の雨はほんまやめてほしいわ。
寒くて風邪引きそう。
クーラーなんかぜんぜんつけてないし。
でも終日半そで半パンなんよね。
いや、ほんまに寒〜いのは日本のほうやったね、失礼いたしました。
posted by ubor at 18:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月25日

お釣り

スーパーでレジに並んだとき、前で支払いをしていたのが初老の欧米人夫婦だった。
お釣りをもらって、彼らはキョトンそしている。
口をポカンと開けて動きが止まっている。
「へ?どういうこと?」と言いたそう。
で、その理由はというと、お釣りが

DCF_0007.JPG

これ、あめちゃんだったから。
インドネシアでは100ルピア硬貨の持ち合わせがないとき、それらはあめちゃんで済まされてしまう。
どうやらそのことをこの欧米人は知らないようだったので、私がすんごい久しぶりの英語で教えてあげた。
そしたら、「硬貨の持ち合わせがないなんてありえない。スーパーなんだから絶対にあってしかるべきじゃないかー!こんなあめちゃんいらないよ」とあめちゃんは返して私に切々と語りだした。
わかるよわかるよその気持ち、私も同じくここでは外国人の身やもん。
でもここでぐだぐだ言っててもしょうがないので、「これがインドネシアのやり方なんよ」と暗にあきらめなさいと言ったつもりであったがおじいちゃんはそれにのってきて、インドネシアのいい加減さについてこれまた切々と語ろうとし始めた。
おじいちゃん、ここでは外国人は唇をかみ締めて強く生きるんだ!とちょっとばかし励ましてやろうかと思ったら、ちょうどレジの人が隣のレジから100ルピアをもらってきてくれ一件落着。
彼らはさっさと何事も無かったかのごとく立ち去ってしまった。

やっぱりあめちゃんもらってうれしいのは子供だけよなー、あの欧米人も東アジア出身の私と同じ感覚なのね。
この結果から、世界的に見れば「あめちゃんいらない」が多数派ちゃうか?
ということでだんなに提案してみた。
私「なーなー、この前文具屋でコピーしたとき200ルピアやって、500ルピア硬貨渡したんよ。ほんならお釣りであめちゃん3つやってんか。これ例えば私があめちゃん2つで支払い済ますってあり?」
だんな「フッ・・・」
鼻で笑われた・・・
そうやね、そらあかんよね・・・
それしちゃうと世の中あめちゃんで動いていくことになるもんね・・・
残念。
ということで、1円単位できっちりお釣りをくれる母国を持つ私は、堅実に100ルピア硬貨の貯金を始めることに決めたのだった。
posted by ubor at 15:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月22日

鳥インフルエンザ

世界中で今問題になっている鳥インフルエンザ、インドネシアは感染者数、死亡者数ともに各国に群を抜いてトップである。
はー、こんなことでトップとっても全然うれしくないよなー。

さて、先週私の住むマカッサル市内で、17人もの人が鳥インフルエンザの集団感染の疑いで病院に収容された。
ファー、えらいこっちゃ、人から人への感染経路ができあがってしまったのか!
ひとまず、それらの人が鳥インフルエンザウイルスに感染しているかどうかの検査となった。

で、検査結果発表。
ハサヌディン大学「陽性
インドネシア保健省「陰性

どっちやねん!
ほんまにええ加減なもんやわー。
17人の症状は全員快方に向かっているらしいし、血液検査では陽性やったけど発表は陰性ってことにしとこか、てな具合にお偉いさんたちが決めたんやろうか。
そんな行き当たりばったりの政府、誰が信用すんねん!
嘘をつくのは悪いことやけど、嘘なら嘘できっちり100パーセントの嘘をついてほしい。
こういうことがあるとほんまげんなりやわ。
国に期待してみようなんて思わんし。
自分の身は自分で守る。
この国ではこれが鉄則やわ。
鳥インフルエンザパンデミック(大流行)の兆しが出てきたら、もちろん家族4人健康なうちに日本へ逃げ帰るもんねーだ。
知ーらないっ。
posted by ubor at 18:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月11日

テロ警戒中

ただいまインドネシアはテロが起こるやも知れない時期である。
というのも、6年前におきたバリ島での爆弾テロ事件に関与する容疑者3人が、先週末に死刑となったからだ。
容疑者を支持する人々が報復をねらって、またどこぞでテロを起こす可能性があるということだ。

先週からテレビのニュースではずっと、ずーーーーっと、いつ死刑が執行されるか、今日か明日かの話題で持ちきりだった。
爆弾テロ事件で被害にあった人々、容疑者の家族、死刑賛成反対論について、とにかくいろいろなインタビューが延々と繰り広げられ、いい加減もうええやん、ほっといたろうよと思い始めていた矢先に死刑執行となった。
日本なら人知れず執り行われ執行されてからニュースになるのがふつうなのだが、インドネシアは死刑執行が前もってニュースになるのかとだんなに聞いたら、
「いや、インドネシアもそんなんやで」と。
あれ?この日々のニュースはどういうこと?
身内に口の軽い人がいたってこと?
インドネシアだな〜。

さて、この報復を狙ったテロ、起こるかもしれないが起こらないかもしれない。
いずれにしろ注意は必要だ。
年内はジャカルタやバリの旅行は控えたほうがいいと見られる。
マカッサルはと言えば・・・平和ですのでご安心くださーい。
posted by ubor at 16:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月08日

地下スーパー

マカッサル市中心部に大手仏系スーパーができた。
でも私は絶対行かない。
どんなにセールやってようが嫌だ。
だって、だって

地下にあるから。

インドネシアで地下ほど怖いものはない。
この前も、オープン早々入り口付近から雨水が流れ入ってきたらしい。
たった30分の雨で。
今はまだ完全な雨季ではないから、雨量はたいしたことない。
雨季に入ると1週間滝雨が降り続くこともある。
そうなると、このスーパーどうなんの?
しまいめに買い物中溺れ死ぬってこともあるんじゃないか?
客や店員が溺れ死ぬってとこまではいかなくとも、商品水浸しぐらいは軽くあるだろう。

仏系スーパーは、インドネシアの建築技術をどれほど信用していたのか。
マカッサル市内にこのスーパーはほかに3店舗ある。
欲張ったんやな・・・
4店舗目、さてはて安全に経営できるのか否か。
関係ないけど心配してしまう。
posted by ubor at 21:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月06日

アリサン

前回も書いたが、インドネシアには暇なおばちゃんが多い。
日本人のように、習い事やフィットネスジムに行くほど余裕はない。
かといっておばちゃんをパートで雇ってくれるような会社はない。
主婦業、軒先でボーっと、井戸端会議、この3つで1日は終わってしまう。
だが、そんなおばちゃんたちでもたまにはパーティーのようなことをする。
アリサンというのだが、おばちゃんたちで集まってしゃべって、ときにはお金までもらえる。

アリサンは暇なおばちゃんの唯一の楽しみ。
だいたい10人くらいで1ヶ月に1度ほど集まって、同じ額ずつ出し合う。
10人の家をそれぞれ交代で回っていくホームパーティー。
そこでくじ引きがあり、一人だけ当たる。
その人がその時の会費をまるまるもらえて、1回当たればもう当たらない。
順番に全員が当たり、賞金を獲得できる。
例えば会費が一人千円で、10人のアリサンなら当たれば1万円もらえるというわけだ。
それを誰かの家でご飯やお菓子を食べて、あれこれおしゃべりしながら楽しむのである。
暇をつぶせるし、楽しいし、ある意味貯金でもある。

私もときどき誘われることがあるが、参加しない。
アリサンのリーダーが、前もってもらっていた会費を勝手に使ってしまったということもある。
1回目のアリサンで当たった人が、もうもらえないおもしろなさのため行方をくらますこともある。
アリサンのメンバーを信用できない。
だいたい私は暇なおばちゃんの仲間入りなんてしたくない。
どこそこの奥さんが浮気してるだの、どこそこの子供が高校やめてもただの、村内ゴシップに興味ないし。
それなら同じ暇おばちゃんでも家で本読んでるほうがいいわ。
と思う私はインドネシアでは本当に、本当に、少数派なのである。
posted by ubor at 17:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月04日

ハラルビハラル

この前、アオの幼稚園でハラルビハラルという行事があった。
去年はこんな行事無かったのになー、なんやろ、しかも行っても行かなくても会費は取られるんやー、じゃ私も行かな損やなー、などいろいろ思い巡らせながらユメとともに行ってきた。

行ってみれば奥様方ばかり。
皆に出すお菓子の用意のために動く奥様方。

DSC00914.JPG

一方ぜんぜん手伝わない奥様方。
私は要領のわからない外国人なので、こちらに属する。

DSC00915.JPG

用意がこれといってととのっていないのにもかかわらず、園児たちが入場してきてコーラン(イスラム教の経典)の一部を全員で暗唱する。

DSC00916.JPG

その後は各クラスの役員のあいさつ、園長先生のあいさつ。
自分にはこれといって関係ないことだろうと思うと、私のインドネシア語耳はまったく働かない。
なんやわからんけどあいさつ長かったー。
そしてみんなでお菓子を食べた。
持ち帰り用のお菓子まであり、それはそれは豪勢なものだった。
で、解散。
えーーー、これでおしまいーーーー!
なんや、これだけのことやったんかい、何の重要性も見られん。

帰ってからだんなに報告した。
「何がしたかったんかようわからん、みんなでお菓子食べたかっただけなんやろか」と問うたら、
「そうや、暇なおばちゃんたちのお茶会や」と。
そうやーそれやー、暇なおばちゃんらがハラルビハラルという名のもとに寄ってきただけや!
そうよなー、インドネシアは暇なおばちゃん多いもんなー。
・・・てことは私も暇なおばちゃんのうちの一人ってことかー。
いやいや、私は忙しいよ、本読んだり、DVD見たり、昼寝したりせんなんねんよなー・・・
・・・はい、十分暇なおばちゃんでございました・・・
posted by ubor at 22:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月29日

開封方法

恵みの雨が降り、断水も停電もだんだんなくなってきた。
ふぅー、ようやくはらはらしなくてもよいネット環境になったわ。
で、少し前のことになるが、日本からインドネシアへ帰ってくる飛行機の中で見かけた光景についてちょいと書いておきたいと思う。

DSC00922.JPG

これはインドネシアで売っているミネラルウォーターである。
ペットボトルタイプのものもあるが、このように小さいプラスチック製のグラスタイプのものもある。
アルコールがご法度であるイスラム教徒の結婚式やパーティーでは、このグラスタイプの水が配られるのが普通だ。

さて、このグラスタイプの水の開封方法であるのだが・・・
ヨーグルトやゼリーのようにふたをペロンとはがして飲むと思われた方、ブッブー。
専用のストローをさして飲むのだ。
店でこの水を買うと、絶対ストローもつけてくれる。
パーティーでも水の置いてある場所にはストローが大量に入った袋が置いてある。
あいにくストローを落としてしまったり、レジのお姉さんがくれるのを忘れていてストローがない場合はとどうするのかと言えば、ふたに向かって、人差し指をケンシロウのごとくアチョーとチョップして開け、そこから飲む。

このグラスタイプの水はよく機内食にも出てくる。
もちろんスプーンやフォークとともにストローもついている。
だが、4席ほど離れたところに座っていたおじさんは知らなかったようだ。
プリンのごとく、ふたを引っ張って剥がそう剥がそうとする。
めちゃかたい。
でも引っ張る引っ張る。
ストローあるよと教えてあげたいが、私からは微妙な距離。
かれこれ1,2分がんばっただろうか。

ブヮッサー

開いたことは開いたがおじさんは無残な姿に・・・
ネクタイも顔も前髪もベッチョベチョ。
あー、やっぱり言ってあげればよかったと思った。
がしかし、おじさんは素早くスプーンとともに入っていた紙ナプキンでサササッとネクタイを拭き、肩を拭き、さらに自分のハンカチを取り出して顔や頭を拭いて残り少ない水を飲んでいた。
一人だったので、悪態をつく相手もいなかったためと思われる。
今日のブログはいちばんにあのおじさんに読んでいただきたい。
インドネシアの航空会社を利用される方、水は決して無理に開けずにご注意くださいませ。
posted by ubor at 23:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

ボーナス

ただいまインドネシアはボーナス時期。
会社にもよるが、毎年断食月の後半に支給される。
みんなどのぐらいもらっているのかはっきりしないが、日系企業なら給料1ヶ月分以上はあるんだろうな。

ご多分に漏れず、うちも今日はボーナス日であった。
といっても自営業の身、渡すほうなんやねー、苦しいねー。
でも、これで晴れて皆レバランの日(断食明けの日)を迎えられる。
それは、みんなボーナスをもらって新しい服やレバラン用食材を買いに行くからだ。
どこの服屋も市場も込んでいる。
日本の年末と変わらない。

さてさて、そんな年末気分の中、我が家は日本で断食明けを迎えることになった。
もちろん食べてくるさ、太ってくるさ。
久しぶり〜の日本だ、兵庫だ。
ということで、このブログの更新がしばらく滞りますことをお詫び申し上げます。
来月後半にまた会いましょう。
では行ってきま〜す!
posted by ubor at 02:41| Comment(5) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

新鮮やさい

15092008029.jpg

インドネシアのスーパーでもこのように、野菜はテープでとめられ束になって売っている。
ちなみにこれはペテ(プテ)という豆の一種で、二房テープでとめられている。
この緑のテープ、日本業者からの輸入品なのか「新鮮やさい FRESH VEGETABLE」と英語と日本語が書かれている。
その表記にまんまとだまされていたうちのだんな。


先日スーパーにて。

私「なー、このねぎめっちゃきれいやで」

だんな「だって日本語書いとるで。日本からのやつとちゃうの?」

私「いやいや、こんな汚いねぎ絶対日本産ちゃうがな。こんなん日本には売ってへん」

はい、まんまとテープにだまされております。
だいたいインドネシアでしか採れないほかの野菜もみーんなこのテープでとめられてるし、ちょっと考えたらわかるのに。
いかに普段から野菜売り場を見ずに通り過ぎているのかがわかる。

そうそう、そのねぎ、インドネシアで売られているねぎではほんとにトップクラス並みのきれいさだった。
日本では残念ながら市場に出回ることのできないようなものだったが。
あぁ懐かしいな〜岩津ねぎ。
(兵庫県以外でも岩津ねぎ、有名ですか?)
posted by ubor at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

圧死事件

外出中、ある建物にそりゃもうたっくさんの人だかりができているのを見た。
私はいつものごとく事故でもあって野次馬だらけになってるのかと思ったのだが、だんなが言った。
「あ、今日お金もらえる日なんやで」と。

断食中のこの時期、インドネシアの各地で貧しい人たちへいくらか政府からお金が出る。
その受け取り場所がごった返していたというわけだ。
引換券なるものがあり、必ずもらえる。

なのに、なのに、事件は起こった。
夕方テレビのニュースを見ていたら、今日私が見たたくさんの人だかりよりもさらに倍以上ものおばちゃんたちがぎゅうぎゅう詰めに手だけを伸ばしている姿が。
それももちろん政府からのお金をもらいにきたおばちゃんたち。
場所はジャワのほうで、そこは一家族3万ルピア(約335円)もらえるらしいが、それはもう押し合いへし合いもできないくらいのぎゅうぎゅう。
どのおばちゃんも皆手を挙げ、我先にというかんじ。
あれ、給付金って早い者勝ちなんか?
不思議に思ってだんなに聞いてみたが、やはりみんなもらえるとのこと。
そして付け加え説明してくれた。
「みんなお金が早く欲しいねん。ほんでちゃんと並ばんと押し寄せる。結果受け渡し場所の机やいす、係員もどこへやら。いつまでたっても受け渡しできる体勢になれない」
こういった悪循環の末、なんと、21人もの人が圧死した。
悲しい事件である。

きちんと列を成して並んでさえいれば落とさなくても良かった命。
これは決して押し寄せたおばちゃんたちのせいだけではない。
並ばないおばちゃんが悪いと言うのは日本的考え方。
インドネシアでは、列を成す、順番に並ぶという小さい頃からの教育がきっちりされていない。
レジで並んでいて横から割り込みされても普通。
並ぶほうが効率がいいと理解していない人に、たとえ並びなさいと言ったところで馬に念仏。
そんなことはインドネシア政府も重々承知のことだろう。
ちゃんと警備員を配備したり、それぞれの地区ごとに配布時間を決めたりしていれば防げたはず。
こういった人災が後を絶たず、暗い気持ちになる。
私にできること・・・
レジで割り込みしてきたおばちゃんに「ちゃんと並びやー」と言うこと、それぐらいなんだろうか。


追記および訂正:マカッサル市内で私が見た人だかりは政府からの給付金をもらう人たちでしたが、21人圧死したジャワのは慈善者から配られたお金だそうです。
だからと言って早い者勝ちではなく全員に配られるものなんですけどね。
posted by ubor at 23:36| Comment(10) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。