2010年11月22日

チョト

水曜に犠牲祭が終わって、マッカへ巡礼に行っていた人たちが続々と帰ってきている。
アオの爪も怪我することなく無事に切ることができた。

さて、犠牲祭のおこぼれにより、ここ数日は牛肉続き。
といっても私は料理しない。
私のできる牛肉料理は、日本で売られている牛肉にのみ通用するもの。
インドネシアの牛肉は、肉の回にも書いたが、おそろしいほどに硬くて噛み切れない。
また、薄切りなんちゅう売り方はなく、ボテンとした1キロ2キロの塊で売られている。
ということで、だんなのいとこの出番である。

DSC00549.JPG

だんなのいとこの作るこのチョトは絶品絶品。
チョトというのは正式にはチョトマカッサルと言って、牛の臓物スープのことである。
マカッサルに来たら、ぜひトライしていただきたい食べ物。
臓物だけあって、見た目はグロい。
小さく切ってあるとはいえ、なんか血管ぽいものも入ってんのよね。
でも食べたら血管だろうが腸だろうが関係ない。
本気モードで作ると、30種類以上の香辛料を使って1日以上煮込む。
だがそんな手間隙かけて作らずとも、いとこが作ったのは十分濃ゆーい牛の味が出てて、スパイスもほどよく効いている。
ナッツ類も入っていて、臓物のグニュンという食感と、ナッツのカリッとした食感ががっちりと凹凸パズルにはまっている。
ご飯、もしくはケトゥパやロントン、ブラスというもち米にかけて、ご飯とともに食べる。
お好みでレモン汁、サンバルケチャップマニスなんかもかける。
マカッサルでは、PARAIKATTEというチョト専門店が有名だが、いやいや、いとこのんがぜんぜんおいしい。

今年もこのいとこのチョトを満足いくまで食べて、犠牲祭週間を過ごした。
あー、また食べるばっかりで作り方を見に行かなかったな。
というより、さばきたての血だらけの肉片をあんまり見たくないしさわりたくもないんよね。
なんてわがままを言う日本人。
いとこよ、今年もおいしいチョトごちそうさまでしたー。
posted by ubor at 00:33| Comment(6) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月18日

ダダル

友達の家で一緒にお菓子作りをしてきた。
インドネシア菓子で、ダダル(dadar)という。
自分のメモとしてもここに作り方を書いておこう。

まず、椰子砂糖のかたまりをお湯で溶かす。

IMG_0326.JPG

小麦粉500gに卵を2個割りいれ、塩少々を入れて混ぜる。

IMG_0327.JPG

ドロドロからさらさらの状態になるまで水を足しながら混ぜていく。パンダンエッセンス(あれば、パンダンの葉っぱをミルサーしたもの)も入れる。

IMG_0328.JPG

それを漉す。

IMG_0329.JPG

椰子砂糖がすべて溶けたら、ココナッツの実のけずったもの半個分を入れ、混ぜる。

IMG_0330.JPG

フライパンにバター、または油をひき、さっきの生地をおたま一すくい分ほど入れ、薄くのばして焼く。何枚も何枚も。

IMG_0331.JPG

焼いた生地がある程度さめたら、椰子砂糖をからめたココナッツをのせて、春巻のように包んでいく。

IMG_0333.JPG

できあがりー。

IMG_0335.JPG

友達んちのおばちゃんも手伝ってくれた。

IMG_0334.JPG

いや、正確に言うとほとんどおばちゃんがしてくれた。
いつもおいしいお菓子をありがとう。
また教えてもらいに行こうっと。
甘くて、プニプにしているほんわか菓子、ダダルでした。

見てわかるように、はっきり言ってこれはクレープである。
パンダンの葉がなければ普通のクレープの色だし、中身を生クリームやバナナにすると完全にクレープ。
このクレープもどきがインドネシア風になったのには、3つの要素がある。
まず、パンダンの葉。
独特の涼しげな香りがあって、インドネシアのお菓子にはよく使われる。
次に椰子砂糖。
色は茶色で、日本の黒糖よりも軽い口当たり。
そして最後に生ココナッツ。
この3つはインドネシアのお菓子に欠かせない。
逆にこの3つさえ使えば、どんなものでもインドネシア菓子になりうる。
和菓子でもなく、洋菓子でもない、正真正銘のインドネシア菓子。

残念ながらこの3つは日本では手に入りにくい。
帰国するときに持って帰れれば味見してもらえそうだが、生ココナッツを使うとどうしてもその日のうちに食べないと悪くなる。
ぜひ日本の皆さんにも味わって欲しいインドネシア菓子。
写真のみでご勘弁を。
ごちそうさまでした。
posted by ubor at 22:11| Comment(4) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

香り付け

インドネシアの料理はとにかく揚げ物が多い。
正直ムッとすることもしばしば。
その胸焼け感をさっぱりさせてくれるものがこちら。

DSC00297.JPG

葉っぱのほうはダウンクマンギ(daun kemangi)といって、バジルの一種。
みかんのほうは、ジェルクサンバル、もしくはジェルクハルンといって、金柑より一回り小さい。

焼き魚や揚げ魚、揚げた鶏などを食べるとき、インドネシア人は必ず唐辛子ソース(サンバルの回参照)を付けて食べるのだが、その中にこれらを入れることが多い。
今晩は焼き魚だったので、これらを使ってソース作り。

DSC00298.JPG

私がいつも作るのは、ケチャップマニス(ケチャップの回参照)にダウンクマンギをちぎったのと、ジェルクハルンを小さく切ったのとトマトを混ぜて、水を少々足したもの。
めちゃめちゃ簡単。
唐辛子が入っていないので、だんなの場合はこれにプラス唐辛子をつぶしたものをいれる。

この2つが入ってるのと入ってないのとではまったく別のもの。
とても香りがよく、食べているときに爽快感がある。
草原を走りぬけて、ごろんとそこに寝転んだときの鼻から吸う一息目、とでも言おうか。
魚を食べているのに草原を感じられる。
揚げ物でも水煮のように感じる、いや、それは言い過ぎやな。
香り付けのためのものなので、味はがらっと変わることはない。
しかし鼻の奥まで上品さが漂う。
ジェルクハルンのほうは、皮のまま入れるので、硬くて一緒には食べられない。
ダウンクマンギのほうは生食OKで、八百屋や市場ならただでくれるのでこれまたうれしい。
ただ、傷みやすいのでもらったらその日に食べたほうがいい。

さてこの2つの香り付け、日本では手に入らないのが残念なところ。
こちらではそこらじゅうに生えているので、日本でも種さえ手に入れば栽培可能だとは思うのだが。
ということで、日本の皆さんはさっぱりさせたければ大根おろしにポン酢でもかけて召し上がってください。
posted by ubor at 00:11| Comment(3) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

ケチャップ

ずいぶん昔、まだ結婚したてのころは、日本の私の実家に住んでいた。
普通に食卓には醤油が置いてあったのだが、だんなはそれを
「これ、ケチャップやろ?」
と言った。
いやいや、ケチャップは赤いからって突っ込むでしょ。
残念ながらインドネシアのケチャップは黒くてどろ〜んとしているのだ。

DCF_0011.JPG

日本でいうところのケチャップは、インドネシアではトマトソースと言う。
で、ケチャップは2つタイプがあって、甘いのと塩辛いのがある。
どちらも濃厚で、塩辛いほうは、醤油の代用にしようと思えばできなくもない。
甘いほうは、アナゴ寿司につけて食べる甘だれに限りなく近い。
でもあの甘だれはアナゴ寿司以外で何か付けて食べるだろうかと考えると、特にない。
しかし、インドネシアではこの甘いほうのがよく料理に使われる。
では一つご紹介しよう。

そうそう、これはご存知だろうか。

DCF_0012.JPG

テンペといって大豆を発酵させたものだが、納豆とは似ても似つかない。
一応インドネシアのヘルシーフードとして庶民はよく食べる。
日本でも少しずつだがスーパーで売られるようになってきた。
このテンペと甘いほうのケチャップが合う合う。

まずテンペを包んでいる葉っぱを取り、2センチ角くらいに切る。

DCF_0010.JPG

それを素揚げしておく。
そしてにんにく数かけ、シャロット(小さい赤玉ねぎ)数個をつぶしたものを油で炒め、その中にさっきのテンペと甘いケチャップを好みの量入れてからめる。
できあがりはこちら。

DCF_0009.JPG

彩りを気にする日本人から見れば、茶色一色ってのはいただけないかもしれないが、味重視でいくならご飯のお供には欠かせなくなる。
カリカリしてるのにねちゃねちゃ甘いので、特に子供が好きな味である。

日本でしょうゆをケチャップと言っただんなは、私と日本語で生活しているので、もちろんもうトマトソースをケチャップと呼んでいる。
が、この甘いインドネシアのケチャップもそのまま私たちはケチャップと言っているので、
「ケチャップ取って」と言っても「え、どっちのケチャップ?」と聞き返す手間が増えてしまった。
なんでこの黒いのんをケチャップと名づけたんやろう。
違う名前にして欲しかったわ。
私が今まで行った国では、ケチャップが黒いのはインドネシアだけなんやけど。
どこか他の国で黒いケチャップ見かけた方いたら教えてください。
posted by ubor at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月29日

サンバル

インドネシア人に嫁ぐと、必ず台所の調理器具として使わなければならないもの“レスン”

932.JPG

日本語で言うと石臼かな。
これを用いるのはおもにサンバルを作るとき。
サンバルと言うのはインドネシアの唐辛子ソースのことで、各家庭によって材料が違う。
日本人の味噌汁に匹敵するほどのザ・おふくろの味

私がまともに作れるインドネシア料理で堂々の第1位は、このサンバルなのである。
では我が家の作り方を紹介しよう。
まず、材料はこちら。

931.JPG

いちばん中心にあるそら豆のようなもの、名をペテ(プテ)と言う。
これを入れるがみそ!
この豆を入れる入れないで、ぜんっぜん味の深みも香ばしさも粒々感も変わってくる。
日本で売ってるのは見たことがないので、残念ながら日本の皆さんにはチャレンジしにくい。
あとはけっこうどの家庭でも入れるもので、長い唐辛子、ちっちゃい唐辛子、トマト、にんにく、シャロット(小さい赤玉ねぎ)、トゥラシ(えびを発酵させた調味料)に塩。
実はちょっと恥ずかしくて人にはあんまり言えんのやけど、砂糖も入れる。
私、辛いのが苦手なお子ちゃま舌なんよね〜。
でも砂糖を入れることによって、唐辛子で刺すような舌触りをなくし、まろやか〜穏やか〜に食べることができる。

まずはお豆さんのペテを素揚げして、その後はひたすら他の材料とともにレスンでつぶす。

DSC00934.JPG

これがなかなか難しい。
ゴンゴンブチュブチュやってると、飛び散るははみ出てくるはで。
1時間弱ぐらいかかったやろうか。
普通のインドネシア人主婦ならこんなもんちゃっちゃとやってのけるもんやけどね、なにぶん手つきの慣れない日本人でして。
でもつぶしてしまえば簡単。
油で炒めるだけ。

DSC00935.JPG

これでできあがり。

ごめんやけど、めっちゃおいしいよ。
焼き魚には大根おろしにしょうゆ派やった私も、今や焼き魚にはこのサンバルがかかせへんもんね。
焼き魚だけじゃなくて、結構何にでもあう。
から揚げや天ぷらにつけて食べてもおいしい。
友達(日本人)は、ご飯とこのサンバルだけでもいける!3杯ぐらいいける!と言ってタッパーにいっぱいあげたこともある。
日本人の友達がご飯を食べに来たときは必ず出すのだが、10人が10人ともおいしいと絶賛し、ご飯をおかわりしてくれる。

元はと言えば、お義母さんがときどき作ってたのをちょろちょろのぞいたり聞いたりしながら作れるようになったもの。
無事、おふくろの味を引き継がしてもらったようである。
でもレスンの使い方はまだまだ。
さらに修行を重ねていかんとあかんなー。
でもま、えっか、だってさぼりメニューとして大根おろしにしょうゆって手もできるもんねーだ。
posted by ubor at 17:03| Comment(10) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月29日

ロコロコチャンクニン

お義母さんと親戚のおばさんとでお菓子作り。

材料はこちら。

DSC00517.JPG

左上:黒もち米を粉にしたもの
右上:もち米を粉にしたもの(白玉粉)
左下:ココナッツフレーク
右下:椰子砂糖
あと少量の小麦粉。

DSC00518.JPG

椰子砂糖をお湯で溶かし、ココナッツと小麦粉をを入れて火にかけながら混ぜる。
それを小さな団子状に丸めておく。
もち米粉の黒いほうはぬるま湯で混ぜてこねたものを少量ずつさっきのココナッツ団子の外側につけ、これまた丸める。
白いほうはココナッツミルクを混ぜてこねておく。


DSC00519.JPG

バナナの皮でピラミッドの形状に包む。
まずは白いのをのせ、団子をのせ、また白いのをのせて白いので団子を包むようにしながら包む。

DSC00520.JPG

蒸す。

DSC00521.JPG

できあがりはこんなかんじで、白、黒、ココナッツの層ができている。
もっちりもっちり。
外側はココナッツミルクのため、ちょっと塩気のある味、で中は甘〜いさくさくココナッツ、3層がぶっと食べたほうがそれぞれの持ち味が口の中に広がって混ざり、ほっぺたまでほわ〜んとなってくる。
苦ーい日本茶にも合いそうなお味。

さてさてこのお菓子、名前をロコロコチャンクニンと言う。
新種の熱帯魚ではない。
イタリア人とフィリピン人のハーフの子の名前でもない。
ましてやカメハメハ大王の宝物でもない。
ちゃんとしたインドネシア(マカッサル)のお菓子の名前でございます。
名は体を表しているているのか、微妙なところ。
posted by ubor at 12:25| Comment(2) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月06日

マンゴーレアチーズケーキ

おばあちゃんからもらったマンゴーが、ラス1となった。
毎日毎日ほうばってきて、ここでいっちょ私のお菓子作りの腕を発揮してやろうじゃないの!と泡立て器だのゴムベラだのを出し始めた。

作ったのはこちら。

DSC00225.JPG

マンゴーレアチーズケーキぴかぴか(新しい)

底のタルト生地が少し失敗したが、味はまさに私の求めているもの!
マンゴーの酸味も甘みもしっかり。
こんなお菓子、絶対マカッサルでは売ってる店はないはず。

今回はだんなも食べてくれた。
と言うのもつい先日、失敗したばかり。
びっくりするくらい味無しの固いかんじのマンゴーレアチーズ。
しかし今回も100点満点ではなく、人に出せるもんでもない。
ただ味は良し。
もう1回作れば最高作品が出来上がるはず!
と思えども、マンゴーの段ボール箱はもう空っぽ。

ご近所の皆さん、また来年のマンゴー収穫期においでくださいまし〜。
posted by ubor at 12:49| Comment(2) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月26日

ぜんざい

おとといから来客があり、うちに泊まっている。
私にはおもてなしできるほど、インドネシア料理の腕はない。
もちろんお義母さんの出番。

私もケーキの一つぐらい作ってみようと思い、昨日材料を買いに行ったが、今朝からメニエール病(めまい)再発。
次回に繰り越しとなった。

お義母さんが作ったのは、

ブブル カチャン ヒジャウ

071126_095559.JPG

インドネシア版ぜんざい。
あま〜い。
みんなの大好物。
インドネシア人で、これを嫌いだと言う人を聞いたことがない。
私も日本のぜんざいはどんぶりばち2杯食べるくらいなので、もちろん大好き。

材料はこちら。

071126_095519.JPG

上がグラメラと言う、椰子砂糖。
日本の黒砂糖よりも濃厚。
左下が緑豆(インドネシア語:カチャン ヒジャウ)。
小豆と同じような味だが、粒は小さい。
右下が黒米。
普通のお米よりもちっとしている。

私としては大きいお餅を入れたいところだが、黒米が入っているのでそれがお餅の代わりかな。
黒米は甘〜いものの回、「ブラスの回(←まだ見てない方はクリック)で紹介したように、頻繁に料理に使われる。

この黒米、ひとつ難点がある。
黒米の入ったものを食べた次の日、トイレで用を足すと、必ず黒い。
汚い話ですみませ〜ん。
消化に悪いのかな?

日本でも五穀米や十穀米のご飯が注目を浴びているようだが、用を足した後、のぞいてごらん。
見るなよって?
いやいや、そんなこといってる人は見てしまうはず!
黒米を食べた人はみんななのでご安心ください。
posted by ubor at 11:57| Comment(6) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

ブラス

buras.JPG

これは竹の棒ではない。
ブラスと言う食べ物だ。
ご飯がバナナの葉に包まれている。

おもに、断食明けに訪れた客にもてなすご飯。
断食があけてから数週間経つが、材料がまだ残っていたのか、お義母さんが作った。

作り方はわりと凝っている。
普通のもち米と、黒もち米を混ぜて研いだものとココナッツミルクを混ぜる。
それを、バナナの葉っぱの型の中にギュッギュギュッギュと入れる。
その後は蒸して、さらに炭火で焼く。

バナナの葉をむくと、

174.JPG

このように赤飯状のものがころんころんと出てくる。
味も見た目も赤飯そっくり。
小豆さえ入っていれば。


ブラスを見てこの機会に!とピンときた。

アオのお箸の練習をしなくては!

今までも何度か挑戦したが、何しろインドネシアのご飯はモチモチ感がなく、箸ではなかなかつかめない。
だから練習しても、目の前に食べるものがあるのにうまく食べられないイライラで、アオはいつもごねていた。

でもブラスなら箸でもつかめる。
今日なら弱音を吐かずにできるかも!
いざ挑戦。

DSC00175.JPG

できました〜。

意外にもあっさりと。
持ち方も正しい。
こっちが拍子抜けしたくらいだ。
しばらく日本に帰っていたから、みんなのを見て覚えて帰ってきたのか?

アオは勢いづいて、晩ご飯も箸で食べると言ってノリノリで食べていた。
ブラスさまさまぴかぴか(新しい)

なんで今まで気付かんかったんやろ。
ユメのときもブラスで練習することにしよ。
posted by ubor at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

甘〜いもの

断食終了後の午後6時ごろ、ひとまず甘いものをいただく。
食事はもう少し後。
いきなりどか食いは胃によろしくない。
甘い物好きのインドネシア人には至福のひと時。

その断食終了後に食べる甘いものの代表的なものはこれら。

amaimono.JPG

上はエスブアと言うフルーツ寒天のようなもので、材料は市場で仕入れてくる。
味は各家庭により少し違う。
うちは、グラメラという茶色い固形の砂糖を溶かしたものとココナッツミルクを混ぜ合わせたものが、シロップのベース。
ほかに、カキ氷にいれるような真っ赤のシロップを入れることもある。
具はパパイヤ、ナタデココ、小さいすいとんのようなもの、タペという黒米、チンチャオという黒い寒天状のもの。
むちゃむちゃおいしいけど甘い。

左下はピサンヒジャウという、緑色の衣をつけたバナナ。
何が入っているのかよく分からないが、どろ〜んとしたココナッツミルクとシロップをかけていただく。
むちゃむちゃおいしいけど甘い。

右下はナツメヤシ。
アラブのほうでは、断食修了時刻にはこれを食べるのが一般的だとか。
インドネシアでは、夜にちょっとつまむことが多い。
むちゃむちゃおいしいけど甘い。


3回言ったが、また言う。
どれも、
むちゃむちゃおいしいけど甘い。
去年は授乳中のため断食していなかったが、どれもすすんで食べたいとは思わなかった。
でも今年断食して食べると、スプーンが進む進む。
断食中のみ味わえる美味。

市場でも、これらの材料は断食中のみの販売。
やっぱ普段は、よっぽど汗水たらして働いた後ぐらいじゃなきゃ食べようとは思わない。
でもインドネシア人は普段でも家で作って食べてるかも。
甘甘おやつ大好き人。
だってコーヒーや紅茶に砂糖をスプーン4杯は入れるから。

だんなは、日本で人の家におじゃましてコーヒーを出されたとき、
「砂糖、あと3つください」
とは恥ずかしくて言えないそうだ。
言えても、
「砂糖、あと1つか2つください」だ。
もしインドネシア人を家に招く機会があれば、コーヒーに砂糖を4つ添えてあげていただきたい。


それにしてもインドネシア料理、激辛と激甘がコンビじゃなくちゃいかんようだ。
断食終了後の甘いものを毎日食べ続けている私は、もうすでに、激甘は制していると確信した。
舌も徐々にインドネシア人化してるんやなー。
posted by ubor at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月01日

バロンコ

インドネシアでは、そこら中にバナナの木がわっさわっさと生えている。
なのでバナナを使う料理がたくさんある。
そのうちのひとつ、バロンコをお義母さんや親戚のおばさんとともに作ったので紹介しよう。

バロンコは、言い換えるとバナナプリン。
でもプリンのような丸い型に入れるのではなく、バナナの葉っぱの中に流し込む。
背丈以上もあるバナナの葉っぱを切るお義母さん。

DSC00254.JPG

それをちょうどよい大きさの長方形に切る。

DSC00255.JPG

バナナの葉っぱを包みの型に作っていく。
そしてバナナの皮をむいて、芯を取っていく。

DSC00256.JPG

バナナ、ココナッツミルク、卵、砂糖をミキサーにかけ、その後アガルアガルと言う寒天の粉のようなものと、小麦粉、ジャックフルーツのきざんだものを入れて混ぜ合わせる。

baronko.JPG

それをバナナの葉っぱの包みに流し込み、蒸し器にかける。

DSC00261.JPG

できあがり。
でも、あつあつより、冷蔵庫で冷やして食べたほうが断然美味。

dekiagari.JPG

中身はこんな感じ。
きれいに固まっているが、やわらか〜く喉元をさらっと通る。

barongko.JPG


バロンコは、中身を作るのは簡単だが、葉っぱの包みの型を作るのにかなりコツがいる。
ほかにもバナナの葉っぱで包み、焼いたり蒸したりといろいろな料理があるが、バロンコは液体状のものを流し込むので、うまくきれいに入らなかったり、こぼれたり。
こんな包み方の料理、よく考えたもんだ。

確かに、これだけバナナの木がジャングル化しているようなところだと、先人たちもいろんなバナナ料理を考え出すはずだ。
実も葉っぱも有効活用のこの一品。
インドネシア料理アマ級の私は、まず葉っぱの包み方から身につけていかんとなぁ。
プロ級はほど遠し。
posted by ubor at 22:21| Comment(2) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月24日

カレ アヤム

昨日おばあちゃんからもらった鶏。

DSC00189.JPG

米粉を食べている。
最後の晩餐。

夜中うちの倉庫に閉じ込められて眠った。
朝早くに「コーケコッコー」と鳴いてうるさいだろうなと思っていたが、緊張していたのか、「コッコッコッコ」程度。
朝起きてすぐにアオは鶏のところへ行き、
「お母さん、鶏がお腹すいたっていいよるで」
と親近感を持ってしまったよう。
幼稚園から帰ってきたらもういないのよ・・・


さて、気を取り直してお料理タイム!
お義母さんがカレ・アヤムを作る。

まず鶏をさばくところから始まる。
(さばいているところも写真に撮ったが、そういうのが苦手な人もいるかと思うので、載せるのはやめにしておく。)
お義母さんが頭を持って、お義父さんがたったかたったかと皮をはいで切り落としていき、あっという間に普通の鶏肉となった。
その他の材料はこちら。

DSC00194.JPG

左上からしょうが、にんにく、アッサム(日本語ではタマリンドと言うらしく、酸味を出すためのもの。梅干をもっとまろやかにしたかんじ)、こしょう。
左下からターメリック、レモングラス、ココナッツ。
あと塩がいる。

作り方は簡単だが、私はよくわからない。
お義母さんにまかせっきり。


そうこうしているうちに、あの鶏がこんな風に変身。

kare.JPG


カレ・アヤムは日本語で言うと鶏カレーだが、材料を見ても分かるように日本のカレーとはまったく異なる。
ココナッツとレモングラスの風味が南国らしく、食欲をそそる。

レストラン食べた感想。

めちゃめちゃおいしー!

何と言っても鶏肉がサイコー!
この鶏は、羽の白いブロイラーの鶏でなく、おばあちゃんちの放し飼いの鶏。
地鶏とでも言うべきか。
身が詰まっていて、歯ごたえがザクザクザクというかんじ。
日本のから揚げたちなんか相手にならない。
レバーもずり(関東では砂肝というのかな)もザクザクザク
すべて濃厚な味。
もーーー、
美味、美味、美味。

鶏に親近感を持っていたアオも、大好きなレバーをニコニコしながら食べていた。
なんだかんだ言ってアオは鶏をさばくのを見慣れているので、幼稚園から帰ってきたときも
「鶏、包丁でこんなんしたんか」
と特に悲しむ様子も無く、ほうばっていた。


鳥インフルエンザでたくさんの死者が出ているインドネシア。
日本領事館からも何度か注意を呼びかけるメールが来たが、なんぼでもこうやって食べてるんよねー。
すんません、あんまり言うこと聞いてません。
うまいうまいとほおばっているとき、頭の中は鳥インフルエンザ情報が排除されてしまっている・・・
はいはいわかってますよ。
くれぐれも、鳥インフルエンザ日本人第1号にならないように気をつけます!
posted by ubor at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月05日

バナナの花

DSC00017.JPG

これはバナナの花。
花と言うか、まだつぼみなのだが、こちらの人は皆「花」と言っている。

DSC00026.JPG

皮をむくとこんなふうに子バナナたちが裏側に付いている。

DSC00028.JPG

ユメは、子バナナたちをちぎって遊ぶのが大好き。


バナナの花は料理に使うとき、

DSC00018.JPG

このように上から少しずつ切り落としていく。
切ったものは塩をかけ、やわらかくする。
酸化が早く、切ったはたからはたから黒ずんでいってしまうので、見た目はあまりよくない。
このバナナの花自体は、白菜のような味で、特にくせも無くいただける。

細かく切ったバナナの花と、大根、小松菜、ラブシアン(冬瓜のような舌触りのもの)、緑豆とともにココナッツミルクで煮込む。
そしてこしょう、ミニ赤玉ねぎで味付けして出来上がり。

DSC00029.JPG

バナナの花は母乳の出が良くなると言うので、私も授乳中の頃はよく食べていた。
効果アリだったのか、アオのときは3ヶ月で出なくなったのに、ユメには10ヶ月まであげることができた。
ただいま授乳中のお母様方、南国へ行く機会があれば、ぜひともご賞味あれ。
posted by ubor at 21:43| Comment(5) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

ミーケリン

昨日は土曜。
土曜の夜は、親戚の子供たちがうちによく泊まりに来る。
そして日曜の朝は、アオも一緒にサッカーしたりゲームをしたり。
とにかく静かではない。


今日は、夕方に私の友達家族が遊びに来るので、何かご飯を作ろうと、親戚のおばさんや義妹も来てミーケリンを作った。
作ったと言っても私は何も手伝ってないのだが。

DSC00324.JPG

ミーは日本語で麺、ケリンは乾いている、と言う意味。
日本で言う揚げそばというか、皿うどんというか、なんかそんなもん。
お好みでライム汁をしぼったり(写真上)、サンバルと言うインドネシアのチリソース(写真左)をかけていただく。
どちらもちょっとずつ薬味程度に入れるのがおいしい。
友達も喜んで食べてくれてよかった。


こちらの人は薬味程度というものを知らないのかというくらい、すでにできてある料理にばんばんいろんなものを入れる。
だんなのいとこの子は、ライム汁とサンバル以外にも、ケチャップマニスというあまーい照り焼きソースのようなものをどばどば入れてた。
もともとの味が塩味、ライムは酸味、サンバルは辛い、ケチャップマニスは激甘。
こんなけ混ぜたらどんな味やねん!
彼の舌を誰か解明してくれませんか?
私は基本的な和風だし大好きの日本人なので、インドネシア人は歯磨きだけでなく、舌磨きも必要なんじゃない、と思っております。
posted by ubor at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

インドミー

00208.JPG

インドネシアのインスタントラーメンの代表格、インドミー。
白いほうがミーゴレン(焼きそば)、緑のほうがソトミー(汁そば)。ほかにもカレー味とかチキン味とかがある。

日本のインスタントラーメンよりおいしい。
ま、うちの家族は日本では豚エキスが入ってるおかげで、チキンラーメン以外食べられないからいいんだけどね。(豚はイスラム教では不浄のものです)

インドネシア人は、とにかくこのインドミーをよく食べる。
日本の一人暮らしの男子大学生の比ではない。
インドネシアでお母さんがよく作る料理第1位間違いなし。
うちには、買い置きが60個弱はある。
今日も晩ご飯がなんかもう一品欲しかったので、
「ぼくミーゴレン食べる!」の一叫びで決まった。

うちは、買っても30個入りの箱を2箱。
10箱ぐらい買っていく人、すべての味を20個ずつぐらい買っていく人も見かける。
ラーメン屋できるで。
そして、全部自分で食べるなら、胃に悪いで。
でもみんな大好き。

インドミーは安くて、小さくて、かさ張らない。
その上おいしい。
日本の友達の皆さん、
いつもインドミーがお土産ですんません。
posted by ubor at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

カッドボッドン

070525_143124.JPG

これはウビカユといいます。
日本語でウビは芋、カユは木という意味で、見た目もかたさも木にそっくりの芋。
塩で下味を付けておいて、素揚げしてもおいしいし、
黒砂糖とココナッツミルクで煮てもおいしい。
ただ水煮して、かき氷に入れてもおいしい。
とにかく日本で売ってないのが残念なくらいおいしい

今日のおやつは、このウビカユを使ってカッドボッドンをお母さんに作ってもらった。


まず、ウビカユの皮をむいてすりおろす。
070525_143024.JPG

それを平べったくしてフライパンで焼く。
070525_150438.JPG

その中にココナッツをすりおろしたのと砂糖を入れて、クレープのように包んでできあがり。
070525_152910.JPG

お義母さんとアオと3人で二つずつ食べて、んー満足ハートたち(複数ハート)
おっと、時計を見るともう4時。
またしても片づけをお義母さんにまかせてテレビの前からぴたりとも動かず。
やっぱり今場所は白鵬が優勝するんかなぁ、とアオと話しながら。
posted by ubor at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月18日

ジャランコテ

ただいまこちらは連休中。
17日が祝日で、そのついでに金曜も土曜も学校は休み。

親戚一同でジャランコテを作ることになった。
揚げ餃子に似ている。

DSC00108.JPG
まず皮作りから。小麦粉と水を混ぜ、こねるこねるこねるーー。

DSC00110.JPG
さっきのをぺっちゃんこにしていき、

DSC00111.JPG
丸く型をとっていく。

DSC00113.JPG
DSC00114.JPG
その皮の中に具をいれ包み込んでいく。
具はゆで卵、ジャガイモ、ニンジン、ネギ、春雨、生めん、香草で、特に下味はつけてない。
日本の餃子なら具はわりと少なめだが、ジャランコテは、いかに皮が破れずに具をいっぱい入れれるかによって、うまい下手がある。
この作業は唯一私がお手伝いできる。

DSC00115.JPG
お義母さんは、皮に具を入れるのが下手なので別作業。できあがりにかけたり、中に入れたりするスープ作り。小さい唐辛子を石うすでつぶしている。

DSC00116.JPG
揚げて出来上がり。

DSC00117.JPG
一口食べて、その中にスプーンでスープを流し込み、残りを食べるのがおいしい。
店ならだいたいひとつ600ルピア(8円食べぐらい)で売られている。
家で作ったのを自転車で売りに来る少年もいる。

第1弾ができあがってすぐ、私は作業の手を止め、6個ぐらい食べて満腹になり、昼寝をしてしまった。
やってしまった、グータラな嫁を。
日本でこんな嫁だったら姑にいびられるのは確実。
でもお義母さん、親戚のおばちゃんたちみんな大きい口あけて笑ってた。
よかった、ここに嫁に来て。
posted by ubor at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | おふくろの味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。