2011年01月01日

selamat

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

Selamat tahun baru.
(スラマッ タフン バル)
インドネシア語の「明けましておめでとうございます」である。
ただこの言葉、12月中でも使っていいのが日本語のそれとは違うところ。
「よいお年を」を含めた「明けましておめでとう」ということになる。

いちばん最初につく言葉、「selamat」は、かなりよく使用される単語である。
本来の直訳的意味は「安全な・平和な」と言う意味だが、単独で使って「おめでとう」とも言える。
誕生日、結婚、出産、合格、行事ごとなどの言葉を後ろにつければ、祝いの言葉となる。
それ以外には、挨拶でも多く使われる。

おはよう → Selamat pagi.
こんにちは → Selamat siang.
こんばんは → Selamat malam.

これらはSelamatの後に朝、昼、夜という単語をつけただけ。
ほかにも後ろに単語をつけただけのものが多くある。

おやすみ → Selamat tidur.(tidur:寝る)
いらっしゃい → Selamat datang.(datang:来る)
さようなら → Selamat jalan. / Selamat tinggal.
(jalanは歩くという意味で、見送る人が去る人への「さようなら」、tinggalは残ると言う意味で、去る人が見送ってくれる人への「さようなら」)
selamatを英語で考えると、happy, good, well, congratulations らを含んでいるとってもいい言葉。

2011年幕明け。
皆さんにとって、そして世界にとって、selamatな一年でありますように。


一月一日、私とアオとユメの書初め。
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2010年12月31日

よいお年を

今年も今日で終わりとなった。
年末の挨拶と言えば、「よいお年を」。
しかしながら、この言葉をインドネシア語にして言っている人はいない。
幼稚園でも最終日先生に言われたのは、
「楽しい休暇を過ごしてください」
これはちょっと日本語の「よいお年を」とは異なる。
別の休暇でも使える言葉であり、年末限定ではない。
よいお正月を迎えてくださいの、「迎える」という意味が入っていないように思う。
英語の“Have a nice holiday.”にしろ、やはり「迎える」感じではない。
正月を「迎える」と言う言葉、日本人の民俗、慣習を感じる。

さて、インドネシアでは正月と言えども、日本とは違い、ごく普通の休日にすぎない。
日本でいうところの正月は、国民の大多数を占めるイスラム教徒にしてみれば、断食明け祭だと思う。
レバランという日。
そのレバラン前には「よいお年を」に近いレバラン特有の挨拶がある。
“Mohon maaf lahir dan batin.”
(モホン マアフ ラヒル ダン バティン)
今までの数々の御無礼をお許しください、という意味である。
レバラン前に会った人皆にこの挨拶をする。
最初は会う人会う人に謝ってまわるのは、なんか変なかんじだなと思っていたが、「よいお年を」と当てはめると日本人としてはしっくりくる。

うちも今から忙しい。
そばは売ってないので、年越しうどん。
そのうどん生地を冷蔵庫に寝かせてあるので、それを伸ばして麺状に切ってゆでて。
時差のため6時半から始まる紅白にそなえて、うどんはさっさと用意しておかなきゃならない。
あ、明日の朝のためのもち米も買いにいかなければ。

2010年も当ブログを御愛好くださり、ありがとうございました。
では皆さん、来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をー!
Mohon maaf lahir dan batin.

2010年12月28日

言葉武勇伝3

久しぶりにだんなの迷言集、言葉武勇伝。
今回は歌、及び歌手特集。
前回はこちらの回を参照言葉武勇伝言葉武勇伝2

紅白が間近となり、NHKでは紅白前特集をちょこちょこやっている。
そういうのを見て、なんやかんや聞いてくるだんな。

@ L'Arc〜en〜Ciel
  
  だ「これ何語や?なんと読むんや?」
  私「ラルクアンシエルやけど何語やったかなー、忘れた」
  だ「歌いよるのは誰や?」
  私「確かハイドっていう名前やったと思う」
  だ「ほんならハイドでえーんちゃうんか」
  私「いやいや、ハイドはボーカルだけやから、グループ名は別でいるで」
  だ「日本人やのにこんな難しすぎる。無理せんでええやん。もう東京にしとけ」

 だんなはこれからラルクを見たら「東京」と呼ぶということが確定した。


A どんな歌手でも自分流に略して呼ぶだんな。
  例えば、モーニング娘は「モーニング」
      AKB48は「よんじゅうはち」
  これを前置きとする。
  
  先日、Perfumeがテレビに出ていた。
  だ「これ、モーニング?」
  私「いや、パフューム」
  その次の週、またPerfumeが出ていた。
  だ「これ、よんじゅうはち?けっこうおばちゃんやのにええの?よう入れたなぁ」
  私「いやいや、パフュームやって」
  Perfumeファンの方に謝るべし。



B 子供の歌「だんご3兄弟」を知らず知らずのうちに覚えただんな。
  用事をしながら歌っていた。
  
   ♪ いちばん上は長男 いちばん下は三男 間にはさまれ次男
    だんご兄弟

  三男までしかおらへんって!  
  いちばん肝心な部分を覚え間違いしている。


今日のところはこのへんで。
次回の言葉武勇伝、乞う御期待。

2010年12月18日

アオが携帯を持った

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わけではない。

インターネット接続を今まで家の電話回線を使っていたのだが、調子が悪くなって解約し、携帯の回線を使うのに変えた。
そのネット接続専用として買った携帯を、アオは自分のために買ってくれたと勘違いして使いこなそうとがんばっているのである。
うれしくてうれしくてしょうがないようだ。
真実を告げずともよしとする。

それでメールの仕方もを覚えたらしく、何度か私にメールをしてきた。
インドネシア製の携帯なので、アルファベットしか入力できない。
で、そのメールの中に気になるものが。

gomeng

ごめんのngになっている!

日本語の「ん」は音声上4つに分類される。
だが、表記はすべて同じ「ん」。
インドネシア語の場合の表記はそれらが3つに分かれる。
「さんま」の「ん」はm
「あんない」の「ん」はn
「げんき」の「ん」はng
「ほん」の「ん」もngで、言語学上ではこれはNと書いて区別する。
音声も an、am、ang ではインドネシア語の場合区別しなければならないが、日本人は意識しないとなかなかこの区別ができない。

日本語をアルファベットで書く場合、アオは律儀にこのの区別をしてくれているようだ。
「ん」を区別しないのが、なんか気持ち悪いらしい。
いや、別に私はnであればそれでええんやけどなぁ。
でも、私もその区別したい気持ちはわかる。
インドネシア語はザ行もサ行で発音し、zをセットと言う。
いやいや、ゼットやから。
二つの言語のはざ間で、自分なりのその表記方法を維持していくのだろうか。
いや、でも日本語のローマ字表記にngはいかんなぁ。
ローマ字表記を学ぶにははメールを活かすということになるか。
7歳の子が携帯を操作できる、もう今はそういう時代なんだよなぁ。

2010年03月19日

〜時半

アオは最近、ようやく時計を正確に読めるようになった。
長い針が12のところのとき、短い針の指してるところをみて「○時」とは分かっていたものの、長い針が4のところにきて、「○時4分」などと言っていた。
もう大丈夫、ちゃんと「○時20分」と言える。

ちょっとてこずったのが「○時半」だった。
というのも日本語とインドネシア語の違い。
3時半をインドネシア語で言うと、「setengah empat」。
setengahの意味は「半分」、empatの意味は「4」。
4時まであと半時間という意味なのだろうが、3時半か4時半か、けっこう迷っていた。

あと、これと似た例として、「土曜の夜」がある。
土曜の夜をインドネシア語で言うと、「malam minggu」。
malamは「夜」、mingguは「日曜」。
日曜までの夜ということなのだろう。
とにかく「夜」の次はその次の曜日を当てはめなければならない。

日 minggu
月 senin
火 selasa
水 rabu
木 kamis
金 jumat
土 sabtu

さて今晩は?当てはめて回答してみてください。

2010年03月01日

マレー語

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これは「ウピン&イピン」。
今インドネシアで人気のあるテレビアニメ。
双子の5歳の男の子、ウピン(髪の毛があるほう)とイピン(ないほう)が学校でわからないことがあればすぐにおばあちゃんかお姉さんに聞き、さまざまな経験を通して成長していくという話。
アオもユメも大好きなテレビ番組。
宗教観やモラルなども学べる、親が見せたいアニメでもある。

このアニメ、私は見ていても聞きとりにくい。
子供らはわりと普通にみているのだが。
というのもマレーシアのアニメで、すべて音声はマレー語でインドネシア語字幕がついているのである。
東南アジアの言語に詳しくない方のために書いておくが、マレー語はマレーシア、ブルネイ、シンガポールでも話されており、インドネシア語ともよく似ている。
日本語の標準語と関西弁ぐらいの違いだろうか。
アメリカ英語とイギリス英語ぐらいの違いだろうか。
まーまーそんなところ。
子供らはマレー語の発音を真似て言ってみたりして、おもしろそうに見ている。
残念ながら、うー、私は子供らほど余裕を持って見られない。
字幕を見つつ言葉一つ一つを拾うのが必死。

マレー語とインドネシア語は文法は同じで単語もほとんど同じ。
違いはと言えば、さらさらっかはっきりかとでも言おうか。
マレー語は流れるようにさらさらっとしゃべる。
あまり口を開けず、歌でも歌うかのごとく。
対してインドネシア語は、あいうえおがはっきりわかる。
なんかこってりしている。
マレーシア人がインドネシア語を聞くと、品がなく聞こえるのだろうか、それとも親しみやすく聞きやすいのだろうか。
気になるところだ。
マレーシア人と出会うことがあればぜひ聞いてみたい。

ウピン&イピンはイスラム教徒の生活なので、イスラム諸国では広まっても日本では広まることはないと思われる。
もし興味を持たれた方、日本でも見たい方はこちらのホームページからご覧あれ〜。
http://www.upindanipin.com.my/downloads.html

2009年11月30日

言葉武勇伝2

結婚してからもうぼちぼち丸7年を迎えようとしている。
だんなは私と付き合い始めてからというものだから、7年以上は日常的に日本語で会話しているということになる。
7年経ったからといって完全なる日本語ではなく、日に1度は必ず「は?何その日本語」と注意が入る。
(前回の言葉武勇伝はこちらクリック
今日は、「言いたいことはわかるが・・・」特集。


@
だんな「四人入るべやの患者さんが・・・」

「四人部屋」でいいねんで。
でもどうしても「入る」と言うならば、「四人入るへや」やから。
ま、言いたいことはわかる。


A
だんな「戦争1の頃にな、インドネシアは・・・・」

第一次世界大戦、
確かに長いよなー、言いにくいよなー、覚えにくいよなー。
ま、言いたいことはわかる。


B
だんな「あのジュースはかす入りみかんやから人気あるんちゃうか」

つぶつぶオレンジよな。
私も好きやわ。
言いたいことはわかる、でも、でも・・・その言い方は・・・
汚らしい感じがするので、これは厳重注意となったのであった。

2009年10月17日

ケンタッキー

今日の晩御飯はフライドチキンとサラダ。
フライドチキンに使ったのはこの調味料。

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ケンタッキー粉。

日本で言うところのから揚げ粉なのだが、名前がおもいっきりファーストフードのケンタッキーフライドチキンからとっている。
インドネシアでは、とにかく衣がついている揚げた鶏肉はケンタッキーの鶏肉でなくても「ケンタッキー」と呼ぶ。
別にケンタッキーはケンタッキーで商売繁盛しているので、こういった調味料が販売されていても文句はないようだ。
日本だって絆創膏のことをバンドエードって呼ぶよね。
でも確か一会社が出した絆創膏名だったはず。
そんなかんじでインドネシアでは一般的な単語となった。

ケンタッキーフライドチキンは日本では単なるファーストフードでしかないが、インドネシアではかなり大人も子供も喜ぶもので、日本人の寿司や焼肉の位置づけと同じレベルである。
むちゃくちゃケンタッキー大好き。
外出した際、留守の人へのおみやげはケンタッキーのチキンみたいな。
私は何がそんなにいいのかわからない。
みんな日ごろ肉を食べられないからと思われる。
あとインドネシアのケンタッキーではチキンが2種類あって、オリジナルというのが日本のと同じチキンで、クリスピーというのが辛くて衣がカリカリ。
何も言わずに「チキン一つ」と注文すると、クリスピーのほうが出される。
私は辛いのがそれほどいけるわけではないから、やっぱりケンタッキー粉を使って家で作ったほうが好きだな。

実は今日はだんなの誕生日だったので、パーティー風にフライドチキンにしてみたというわけ。
子供らの誕生日よりはだいぶん手抜きやわ。
いや、でも停電の中ロールケーキも作ったし、上等上等。
形はいびつやけど、味は2500円で売れると言ってくれたので、満足してくれたということだろう。
だんなはチキンもケーキももりもり食べて、三十路へと突入したのであった。

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2009年09月04日

くじら

断食ももうあと半分ちょいとなった。
まあまあ体は慣れてきて・・・と書きたいところだが、日々、体のだるさとの戦いである。
猛烈なダイエットをやっているんだと言い聞かせながら。

よく、子供でも断食しなきゃいけないのかと聞かれる。
それは簡単に言ってしまうと、各家庭の方針によりけり。
子供のうちはまったくしないって人もいれば、一日がっつり断食させる人もいるし、午前中だけは断食するって人もいる。
我が家の子供らはまったくしてましぇん。
もう少し大きくなって、断食の意味がわかってからでも遅くはないかなと。

子供らは、断食中でも学校はある。
授業は2つだけで10時半まで。
家に帰ってきたら、ご飯食べてDVD見て、お勉強タイム。
アオは日本語やら計算、本読みは前からやっていたが、最近書き方も始めた。
アルファベットのね。
毎日私がお手本の文章を書いてあげて、同じのを下に書くだけ。
文字を適度な大きさで適度な間隔で書けるようにひたすら練習。

その文章が、たまに私のインドネシア語間違いがあるのでだんなにチェックしてもらうのだが、この前チェックが入った。

Ikan paus bukan ikan.
(くじらは魚ではない)

こんな文章だったのだが、だんなに何を言うとんねん!と変な顔で言われた。
文法的な間違いではなく、
くじらは魚や!
と言い張る。
いやいや、くじらは哺乳類やって、日本人なら誰でも知ってるで、なんでそんな一般常識知らんねん!と私も食い下がらず。
その理由として、ikan paus (くじら)って単語に ikan (魚)って言葉がついてるやんか、と。
いやいや、日本語もそうやで、鯨 って漢字は魚偏付いてるで、でも哺乳類やねんって。
うそー、信じられへん、明日友達に聞いてみようと言ってだんなは納得しなかった。
多分学校で習ったけど忘れたか、学校で教えてないかのどちらかだろう。
でも、言葉として考えたらおもしろいなと思った。
ikan (魚) がついてるのと、日本語の部首の役割と似てる。

割とインドネシア語は単語一つよりも、二つで一つの日本語になることがある。
例として
air mata 直訳すると「目の水」だが、日本語では「涙」
tempat tidur 直訳すると「寝る場所」だが、日本語では「ベッド」
こういう言葉がちょくちょくあるので、インドネシア語ビギナーの私でもその単語を知らずとも想像ができる。
もちろん日々勉強するのも大事だが、外国語を学ぶには想像力も大いに必要だなーと思ったくじらチェックだった。

2009年03月20日

はしご・階段

今日だんなとアオが同じ単語で日本語をまちがった。

アオ「あのはしごの上のほうにあるおもちゃ取ってー」
私「ここは家の中や。はしごなんかないでー」

誤り・・・はしご
正解は階段。


だんな「今日階段を買いよる人がおってなー・・・」
私「階段なんか買ってどないして持って帰るねん」

誤り・・・階段
正解ははしご(脚立状のものだと思われる)


なぜ二人が階段とはしごをともに間違えたのか、それはインドネシア語ではどちらも同じ単語(tangga:タンガ)だから。
はしごも階段も脚立も、日本語ではそれぞれ別の単語だが、インドネシア語ではtangga一つ。

このように日本語では区別されている言葉が、インドネシア語ではすべて同じ単語になっているものがよくある。
例えば、jalan というインドネシア語。
日本語にすれば、道、道路、通り、歩く、動いているなどなど、え?動詞と名詞が一緒?というくらい、けっこういろいろな意味がある。
どういう意味かは文脈によって読み取るしかない。
あと、肌、皮膚、皮、これらもkulitの一単語。
「肌にいい化粧水」という宣伝文句が、「皮にいい化粧水」にとって変わることができるのだ。
なんか別物になってしまう気がせんでもない。

こういうことから、インドネシア語の単語のほうが、日本語の単語よりも少ないとこがわかる。
辞書の厚さを見ても分かる。

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これはうちにあるイ日辞書(左の黄土色の)と日イ辞書(右の緑の)。
同じ発行元のものなので比較しているのだが、明らかに日イ辞書のほうが分厚い。
それだけ多くの単語数があるということだ。

だから、インドネシア人は日本語を学ぶとき、それはそれはたくさんの言葉を覚え、細かい使い分けをしなければならない。
語彙数が多いからと言って一概に難しい言語とは言えないが、覚えるのは一苦労かもしれない。
逆に私はいつも分からない単語を調べると、知っている単語だったりして、その同じ表現に納得いかないこともある。
さて、明日からはだんなもアオもはしご階段を使い分けてくれるようになるだろうか。
まだまだ地道に家庭内日本語教育を進めていかなければならない。

2009年01月28日

インドネシア語で、麺のことをミー(mie)と言う。
日本語ではラーメン、うどん、そうめん、そばと使い分けされているが、インドネシア語ではその使い分けがない。(春雨はさすがにちがう単語ですが)
うどんやそうめんはインドネシアにはないけど、見せたらみんな「ミー」と言う。

以前インドミーの回でも紹介したが、インドネシア人はインスタントラーメンが大好き。
3食ミーミーミーの人もいる。
最低でも3日に1回は誰もが食べていると思われる。
もちろんそれだけじゃないよ。
ミーはおかずの1品。
インドネシアの主婦たちは、そんなにおかずをもう1品作るのが面倒なんやろうか?
いや、ただみんな好きなんやろうね。

昔、義両親の家で同居していたころ、類に漏れずよくミーがおかずの一品として出ていた。
私はやっぱりインスタントラーメンは体に悪いと思っていた。
なので、義母にこう言った。
「私はあんまりミー食べたくない、体に悪い」と。
そしたらなんと、次に出てきたおかずは

ラーメンスープに浸かったスパゲティだった。

ときどき私がスパゲティを作っているのを見ていたし、ストックも食器棚に置いていたので、これなら私も食べると思ったのだろう。
がしかし・・・
ラーメンのスープにスパゲティはちょっと・・・
ちがうんでないかい?
ちと硬いよね?
味にパンチがないよね。
義母は、スパゲティを「体にいいミー」だと思っているようである。
お願いです、スパゲティはミー類には入れないでください。
パスタの類ですから。

2008年11月13日

有名と夢

だんなは日本にいるとき技術研修生として働いていたので、そのときの先輩や同期、後輩、また後輩の後輩なんかがよくうちへやってくることがある。
そして必ず彼らはうちでは日本語でしゃべってくれる。
皆3年間日本にいたのでそれなりに話せるのだが、やっぱり個人差はある。
それが見られるのは、うちの子供の名前を聞いたとき。

友達「お名前は?」
アオ「アオ」
友「アオ?biruね」(biru:インドネシア語で青の意味)
同様に、ユメに向かって
友達「お名前は?」
ユメ「ユメ」
友「ユメ?terkenalね」

いやいや、まちがいです。
terkenalはインドネシア語では有名と言う意味。

ゆうめいゆめ

の区別ができない人がちょくちょくいる。
「ゆうめい」は4拍、「ゆめ」は2拍、でも外国人には聞き取るのは難しいようだ。
いわゆる長音ってやつ。
ユメはいつもほとんどの子に間違えられる。

でもときどき
「mimpiだね」(インドネシア語で夢の意味)
と正しく言ってくれる子もいる。
そういった子は皆、日本にいるとき日本人の彼女がいた子、もしくは日本人とよくつるんでいた子であり、良くも悪くも遊んでいた子なのである。
決して机に向かってまじめに日本語を勉強していた子ではないのだ。
このことにより、外国語のコミュニケーション能力をつけるには、
遊んでなんぼ
という見解を持ちつつある。
今研修生として日本にいるインドネシア人たちにはせめて、帰国時に「おかあさん」を「おかさん」と間違えないよう、遊びも経験してきていただきたいと思う。

2008年07月22日

ドラえもん

両親からの救援物資の中にはドラえもんのDVDが入れられている。
アオもユメもアンパンマンに次ぐ大好きなアニメのうちの一つである。
私ももちろん一緒に見る。
絵が少し変わり、声優さんが総入れ替えになっているのにも慣れてきた。
♪シャララララ 歌をうたおーう
なんて新しい歌のほうも鼻歌で歌ったりして。

ここインドネシアでもドラえもんはそらそら有名である。
マカッサルでは毎週日曜朝9時から放映されている。
映画も都市部では上映されている。
しかしながらこちらのドラえもんは古いタイプのもの。
ドラえもんをインドネシア語に吹き替えする声優の声も、大山のぶ代風。
もちろん歌も
♪こんなこといいな できたらいいな
 あんな夢 こんな夢 いっぱいあるけど〜
のほうで、うまい具合に
♪aku ingin bugini aku ingin bugitu
ingin ini ingin itu banyak sekali
ときれいに日本語と対応した歌詞である。
ちと違うぞというところをあえて言うなら、歌の最後の
♪アン アン アン とっても大好き
 ドーラえーもんー
と最後の「ん」をのばすところが、インドネシア語の歌では
♪ドーラえーーモン
と、「え」のところで2拍分のばし、「もん」は最後の1拍で歌われている。
ドラえもんは多分、他の言語にも訳されて歌われているだろうと思うので、いろいろ比べてみるのもおもしろいかもしれない。

ドラえもんの歌の中で、日本人が聞けばちょっと笑ってしまいそうなところといえば、
「はーい、タケコプター!」とドラえもんが言うセリフのところ、インドネシア語では

バリンバリンバンブー!

と言うのである。
バンブーは竹のことだが、コプターの部分がバリンバリンになってしまったというわけ。
音の響きっておもしろい。
タケコプターと言うと、ごく普通にドラえもんやのび太がどこかに行くとき頭にピョッと付けて行く、お手軽なかんじ。
でもバリンバリンバンブーと言われると、スクリュードライバーのごとくビューンと猛烈なスピードが出て、宇宙へまでも行ってしまいそうに聞こえる。
タケコプター = バリンバリンバンブー
喫茶店 = カフェ
の違いと程遠くはないのかもしれない。

2008年06月26日

別荘

さて、話はマリノ旅行の続き。

マリノは避暑地で、標高500〜1000mぐらいの山あいにある。
行くときは完全になめていた。
だんなは長袖を着用し、靴下を履いて「あっちは寒いから」と言って出て行こうとする。
そんな、寒いって、おんなじインドネシアやん。
むちゃくちゃたかをくくっていた。
半そで、七部丈のジーンズ、サンダル姿・・・失敗、大失敗。
めちゃ寒い。
日本の11月並み。
マリノに住んでいる友達が、今日は特別、風があって寒いと言っていたので、運が悪かっただけなのか、いや、でも友達のお宅にはクーラーがなかったからやっぱり日本の晩秋ぐらいなのか。

そんな涼しい(寒いか?)ところなので、マカッサルに住むお金持ちの人は、マリノに別荘を持っている人がちょくちょくいる。
そのことは行く前にだんなから聞いていたが、あやしい勘違いが発覚した。

だんな「マリノは涼しいからべっしょがけっこうあるんや」

私「それを言うならべっそうやろ」

だんな「えー、だって家とはやろ?」

あー、そういう勘違いでべっしょって言ってたのね・・・
残念ながらだんなは別荘のと言う漢字を知らない。
確かにそんなに頻繁に見る漢字じゃないし。
別荘と言う言葉をきっちり覚えてもらうだけでよしとしたのであった。

2008年01月17日

ビスケット

この前、輸入物もちょこちょこ置いているスーパーへ行った。
そこのお菓子コーナーで、ビスケットにものすごく苦戦していた様子をお見せしよう。

哀れなビスケットたち 〜インドネシア編〜

@
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とうもろこしの米のビスグジト

ビスケットからは程遠い・・・
だいたいとうもろこしのビスケットなのか、米のビスケットなのか、どちらか一つに絞るところから始めていただきたい。

A
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ビスケツト

あぁ、惜しい!。
ツを大きく書いてしまった。
小学校1年生からやり直していただこう。

B
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ヒスケット

ん〜、これまた惜しい!
濁点を見落としてしまったんだねー。
と思えば

C
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ビスケット

せいかーい!

おいおい、ちょっと待てよ。
Bのビスケットの姉妹品だろ!
なぜにCは正しいのにBは濁点を見逃したんだ!


ビスケット、食べるのは一口だが、書くのは一筋縄ではいかないようだ。

2008年01月04日

木?米?

大晦日の夜、だんなと紅白歌合戦を見ていた。
最近の歌はわからないし、歌手を見ても誰?という人も。
でも昔のなら分かるので、曲のタイトルと、歌手名が表示されてわかる曲なら、さっと懐中電灯をマイク代わりに持ち、歌っていた。

私は、アンジェラアキも和田アキ子もなんかいろいろ気持ちよく歌った。
だんなはコブクロの歌を歌った。

もちろん二人とも歌詞を見ながらである。
私はいい。
だんな・・・漢字が読めない。
だから漢字をとばして、ひらがなカタカナだけ気持ちよく歌っていた。
しかしやはりそれでは消化不良なようで、だんだん漢字をむちゃくちゃに読み出した。

「歩きながら」を「いきながら」と読んだり、
「石」を「みぎ」と読んだり。
数限りなく無謀な読み方をし、私は訂正をしてあげながら、
「もうええって、無理せんでええって」
を繰り返した。
いい加減疲れ果てた頃、だんなが

「あ、次あれやで、木木CULB

しれ〜っと私は懐中電灯を取り、浪漫飛行を熱唱してやった。

♪君と出逢ってから いくつもの 夜を語り明かした
  はちきれるほどMy Dream
   トランク一つだけで浪漫飛行へIn The Sky
飛びまわれ このMy Heart

       By 米米CLUB           

2007年12月18日

パスタ

私の周りのインドネシア人でスパゲティを食べる人はいない。
スーパーには売っているが、私が買っているとき、そばにいたおばさんに「これはどうやって食べるの?」と聞かれたこともある。
みんな食べたこともないし、食に保守的なので、見た目だけで
「ラーメンだ」
と言う。

ちがーう!

食べ方がぜんぜん違う!

でもお義母さんは、インスタントラーメンが嫌いな私をかわいそうに思い、麺はスパゲティ、スープと具はラーメンなるものを作ってくれたことがある。
礼を言うべきところだが、スパメンに笑うしかなかった。

とそんなお義母さんが、買い物にいく私に

パスタ買ってきて」

と言った。
えっ?スパゲティ知らんのになんでパスタは知ってんの?
しかもパスタって言うほうがしゃれてるやん!
不思議に思いながらもスーパーへ。

忘れないうちにと着いてすぐ店員にパスタはどこかと聞き、案内してもらった。
案内してもらったところは、あれあれ?
お菓子の材料のところ。
ずらーーと小さい瓶が並んでいる。
なんじゃこりゃ?
よく見ればぜーんぶ「○○パスタ」と書かれてある。
なーんや、これやったんか!

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一度お義母さんに電話して確認をとり、食緑だと判明した。
パスタと言えばイタリアンなものしか思い浮かばず、辞書を引きもしなかった。
赤や黄色、白、ピンクの、着色料だとは・・・
お義母さん、緑色のどんなお菓子作ってくれるんやろう?

いやいや、それより。
おかげで、忘れていたペンネやラザニアなんかを食べたくなってきてしまった。
だんなは「いつかイタリアまで食べに連れてったるわ」と言うが、いつになることやら。
地元のあの店でええねん。
オリーブオイルがふんだんに使われてて、じゅうぶんおいしいねん。
イタリア、日本、
は〜、いずれも遠し・・・

2007年12月14日

す・しゅ・つ・ず・じゅ

日本にいる頃、だんなの友達(インドネシア人)が日本人の友達とした会話。

イ「明日すりに行くんですよ」
日「えーーー、すり?どこで?」
イ「電車に乗って、ずーっと向こうの・・・」
日「で、電車の中ですりするの?」
イ「なんで!どうやって電車の中ですりするの?海や川じゃないと魚いないでしょ」
日「あー、つりか。びっくりしたー」


こんな間違いは頻繁なこと。
インドネシア人にとって、日本語の

す・しゅ・つ・ず・じゅ

を区別するのは難しい。

すり
釣り
修理
ずり
受理

うちのだんなですら言ったり聞いたりはできても、書けと言われるとう〜ん〜とうなってしまう。
なのでインドネシア人とお付き合いのある方、これらの言葉でおかしなことを言ってるようでしたら、す・しゅ・つ・ず・じゅをあてはめてみてください。
きっとしっくりくるはずです。

日本のことをよく知っているインドネシア人なら必ず歌える長淵の歌。


♪かたーいきずなに おもいを寄せて
  
  かたーりつくせぬ せいんの日々


鹿児島出身の長渕が、東北仕様になっちまうー。
お許しくだされ〜。

2007年11月19日

メガロマン

アオはウルトラマンが大好き。
顔を見れば誰でどんな技を持っているか言える。

インドネシアでもテレビ放映されている。
今はウルトラマンマックス。
日本では数年前に放映されたもの。
すべてインドネシア語に吹きかえられている。

日本語のはYou Tubeにお世話になっている。
インターネットを通して、けっこう古いのも見ている。
なぜかだんなも隣で。

だんなも子供の頃、日本の戦闘系のテレビをよく見ていたらしい。
25ルピア(約4円)でレンタルもできたと。
その中でもだんなのお気に入りは、メガロマン

メガロマンなんて私は知らない。
調べると、日本では1979年に放映されていたようだ。
You Tubeでメガロマンを探し出し、アオと見ていた。
だんなもメガロマンを真似して、アオと戦闘シーンを繰り広げる。
だんなが叫んだ。

メガロマーン フィレー

megalo9.jpg

メガロマンの必殺技で、長い髪の毛が炎に包まれ、それで敵を攻撃する。
メガロマンフィレ。

?ちょっと待って。
フィレって何?
魚のフィレ?
肉のフィレ?
それがその技と何の関係があるの?

不思議に思って調べると、

Megaloman fire

ファイアーやん!

何がフィレや!

メガロマンファイアーじゃー!

それで火の出る髪の毛に納得がいった。


インドネシア語は、ローマ字のようにアルファベットをそのまま読む。
だからだんなは何の迷いもなく、20年以上「メガロマーン フィレー」と言っていたのだろう。

日本語のカタカナ英語も聞き取りにくいが、アルファベットのそのまま読みも、欧米人からしたら、たいがいびっくりじゃないかい?

ファイアーとフィレ、非なるものではないのだが。
アオにはきちんと英語の発音で「ファイアー」と教えておきました。

2007年09月22日

お勉強

私「ありがとう」
義弟「ありがとう」

私「ありがとうございます」
義弟「ありがとうごじゃいます」


義弟の日本語特訓が始まった。
来月、私たち家族が日本に一時帰国する際に同行するためである。
初海外、初日本。
本人は楽しみで仕方がないようだ。
いろいろと日本について聞いてくる。

私の両親を始め日本人に無礼があってはならないからと、だんなが「ちょっとは日本語勉強しとけ、先生おるんやから」と言ったので、アオを手本として横においての特訓が始まった。
数週間の滞在なので、あいさつを基本にリピートしながらの練習。

あいさつといっても日本人にとっては動作もセットだ。
「いただきます」
と私が言えば、義弟はそれをリピートするのみだが、アオはきちんと手を合わせて言う。
アオを入れて3人の特訓にして正解だ。


インドネシア人にとっては、日本人の会釈やおじぎが不思議らしい。
先日かごしま丸を見にお義母さんも一緒に行ったのだが、帰ってきて
「日本人みーんな頭下げてこうするのよ」
と、行かなかったお義父さんにおもしろそうに説明していた。
さらに付け加えて、
「あんなに頭上げ下げして、めまいにならないのかな」
とまで言っていた。
笑える。
それはない!
歌舞伎役者のごとくブルンブルン振り回してるわけじゃないんだから。


言葉だけではなく、こういった所作も教えておかないとなぁ。
身内に恥をかかせるわけにはいかない。
でも何かやらかすやろうな。
尻拭いはだんなにまかせてと・・・

義弟の日本滞在記、乞うご期待!

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