2010年10月20日

ケロカン

DSC00485.JPG

我が背中。
別に虐待の痕ではない。
ケロカンの痕。

風邪気味、倦怠感がある、そんなときインドネシアでは、ベビーオイルを塗った背中に500ルピア硬貨をこすって治療する。
これをケロカンと言う。
ちなみに500ルピア硬貨の大きさは、500円玉とほぼ同じだが、1円玉ほどの軽さのもの。
マッサージや鍼灸なんかの一種のようだ。
でも跡形はちと痛々しい。

この前熱が出てすっきりしないときに、だんなにしてもらった。
だんなは風邪気味のときいつもケロカンをして、すっきりした、もう治ったと言っているので、私もいっぺんチャレンジしてみようかなと。
感想はというと・・・
ま、痛いことは無い。
かゆいところをポリポリ掻いてもらっているような程度。
しかし、すっきりした、もう治った、というところまででは・・・ないよ。
背中はスースーする感じで気持ちいいが、肝心の頭の重さと体のだるさは変わらず。
だんなのやり方がゆるかったんだろうか。
いや、多分私の半信半疑がよくなかったんだろう。
だんなはケロカンの効果を信じきっている。
一方私は話半分ほんまかいなという程度。
要は気の持ち様。
こういう伝統的治療法ってそんなもんよね、きっと。
信じるものは救われる精神が大事である。

結局この後私は、ごく普通によく寝てお粥さんを食べて徐々に回復していったのである。
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2010年10月17日

ファミリーデー

今朝起きたらあっちこっちが筋肉痛。
昨日激しい体操をしたせいというのは言うまでもないのだが。

昨日は幼稚園の行事でファミリーデーというのがあった。
ほんとに、この幼稚園は毎年毎年どんどん行事が増えていく。
アオが入園したころはたいしてなーんにもなかったのに。

で、ファミリーデーなるもの、父親も母親も参加の行事で、3人そろいのTシャツを着て親子のふれあいをするというもの。
真っ白のTシャツを3人分事前に用意させられていて、園児らは昨日までの3日間で、そのシャツにいろいろと絵を描いていた。
ユメは、私のTシャツには虹の絵を描いてくれていた。
だんなのには花。
で、自分のにはびっくりびっくりなぜか、「かわii okasan」と書いていた。
なんじゃそら。
「かわ」がひらがなで、「ii」はアルファベット。
「おかあさん」は完全にアルファベットになってしまっている。
まだ文字の使い分けがわかっていないユメ。
無理して字を書かずに絵を描いてればよかったのに。
でも「かわいいお母さん」と書いてくれていたので、やっぱりうれしいもんはうれしい。

朝早く、みんなそのシャツを着て、まずは体操。
ずいぶん前にインドネシアの体操について紹介したが、それはそれは激しい。
エアロビそのもの。
日本のラジオ体操は年がいってもできるものだが、インドネシアのはぜったい無理。
これを30分ぐらいやり続けた。
本当は15分ほどで終わるものだが、いつもの調子で途中テープが故障して最初からやり直し。
「もうええって、ほんまもう無理」と私はひどくつぶやいていたが、横でだんなはいちばん大きな声を出してちゃんと体操をしている。
アオも一緒に普通に体操している。
温度差が・・・
日本でラジオ体操に参加させられる外国人の気持ちがよくわかった。
まったく次の動作が予測できず、ついていけない。
でもみんなは子供のころからずーっとしてきた慣れた体操だから、気持ちよく体を動かしている。
外国人である私は疎外感が・・・。

その後水風船リレー。
まず子供が水風船を取り、お母さんに投げる。
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お母さんは水風船をキャッチして、それをお父さんへ投げる。
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キャッチしたお父さんは水風船をかごの中に入れる。
途中あっちこっちで水風船を落として、びっちょびっちょになっているお母さんお父さん。
我が家は見事な連係プレーで一度も落とすことなく、2回戦に進出したが、そこで敗退してしまった。
勝負事となるとなんか燃える。
もちろんうちとは対称的に、まったく興味なく影で座り込んでいる家族もいる。
我が家はほんま、楽しんだわ〜。

その後、親子で切り絵。
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アオも手伝ってくれて完成。
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最後はみんなでご飯を食べて、水風船リレーの表彰式をして、園児全員にお土産(お菓子セット)か配られた。
この、ご飯が出るのはいつもありがたいと思う。
日本なら行事ごとにお母さん方は弁当を作らなきゃいけないが、この幼稚園は食べ物飲み物の用意はいつも周到。
楽さしてもろてます。

そうそう、このファミリーデーで、初めて見るお父さん方がいっぱいだった。
全体的に見回したが、ぜったいうちのだんながいちばんシュッとしている。
フフフ、よかった。
今日は筋肉痛だが、だんなの誕生日のため、今からケーキを作ることにする。
これからも自慢のお父さんでありますように。
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2010年10月14日

イルカショー

今日は幼稚園の遠足の日。
9月から1ヶ月だけだが、ジャカルタから移動イルカショーなるものが来ていて、それに行ってきた。
サーカスならわかるけど、イルカショー(オットセイとビーバーもいる)も移動できるにびっくり。
もちろん建物は移動ショーらしく、六角形のテント設営。
言うときます。
鬼、激、超、暑かった
こんな暑苦しい中に閉じ込められたイルカもかわいそうだし、観客で熱中症になる人が出るんじゃないかと思った。
がしかし、観客らは暑さに強いインドネシア人。
いちばん危ないのは私やがな!
しかも私、普段はTシャツにスカートのくせに、今日は何を思ったかイスラム女性の格好で行っていた。
(イスラム女性の格好:頭にスカーフ、長袖等、肌を露出しない格好)
もうほんま、くらくらくらくら。
一応無事帰還できたんやけどね。

ショーはいたって普通。
ビーバー(2匹)がボール転がしたり、
オットセイ(1匹)がボールを口にのせて歩いたり、
イルカ(2匹)が輪をくぐったり。
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会場の子供たちの目は、それはそれは輝いていた。
拍手ももうそりゃぁ目いっぱいよ。
ユメも「お母さん、今日は楽しいなー」とショーの途中何度も言ってきた。
そりゃそうだろうよ。
マカッサルには動物園も水族館もないから、子供たちは大喜びなのである。

私はと言えば、須磨の水族園なんべんも行ってるんでね、イルカよりも調教師に注目。
インドネシアにもこういう動物のきちんとした調教師がいるんだなと感心した。
笛を吹いて合図したり、手で合図したり、日本で見るのと変わりない。
あ、一つびっくりしたのが、7mぐらいある竹の棒で、水面をやたらパシャンパシャンさせること。
あれは何の合図やったんやろう。
とにかく竹の棒を使うのは、こりゃインドネシア流やなと思った。
そして途中、調教師の人が漫画で見るような、ほんとにステーンと滑って転んだ。
観客一同大笑い。
これもインドネシア流?
なかなか暑さに耐えながらも楽しませてもらった。

最後はイルカとふれあい。

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緊張でこわばっているユメ。

帰宅後、クーラーをガンガンに効かせて昼寝をしたのは言うまでもない。
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2010年10月09日

チフス

お休みしていてご心配おかけしました。
体調を崩してしまい・・・

先月の中ごろ、頭痛と熱でしばらく寝込み、さらにアオも熱が出て下がらず、ユメも熱が出て、だんなは咳。
こんな家族がいっぺんに病気になったのは初めて。
一番症状の軽かっただんながお粥さんを作ってくれたりして、がんばっていた。
ユメはすぐ治り、しばらくして私もとりあえず熱はさがり、でもアオはまったく回復の兆しがなく、何も食べなくなって入院。
私とだんなと義母と交代しながらの付き添い入院生活。

医者には「チフスっぽい」と言われた。
腸チフスってやつ。
なんでそんな病気になったんだろう。
ウィキペディアより引用する。
無症状病原体保有者や腸チフス発症者の大便や尿に汚染された食物、水などを通して感染する。これらは手洗いの不十分な状態での食事や、糞便にたかったハエが人の食べ物で摂食活動を行ったときに、病原体が食物に付着して摂取されることが原因である。(略)ネズミの糞から感染することもある。上下水道が整備されていない発展途上国での流行が多く(略)
あ、これぜったいありえる!と思った。
ちょうど、調子が悪くなった日、パーティーに行って、そこでご飯を食べた。
そこで汚染食物、もしくは調理者による感染があったんだと確信した。
インドネシア生まれのだんなとユメは軽症ですみ、無菌大国日本生まれの私とアオは重症化したということかもしれない。
現代の日本にはもうないような伝染病なので、不衛生な国に住んでいることをひしひしと感じた。

今現在、もうアオは退院して、元気に学校にも通い始めている。
私は熱が下がった後すぐに持病のメニエール病が出て、夜になるとやたらめまいがするが、寝込むほどではなく、なんとかぼちぼちやっている。
ひとまず心配は無用。

退院する日、医者に「やっぱりチフスじゃなかったよ」と言われた。
なんやったんや?
まさかただの風邪とは言わせますまい。
検査きっちりしたんやろか。
一応元気になったんでよしとする。
「やっぱり腸チフスやったんやって」と心の中でつぶやきながら。
posted by ubor at 23:53| Comment(5) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月18日

カポック綿

無事に断食も終わり、月曜日から子供たちの学校がまた始まる。
この休み中に作ったものがこちら。

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枕。

普通のを一つと抱き枕二つ。
もっと作る気だったが綿がなくなったので、また綿を仕入れてからにする。
カバーはユメが新生児のころに使っていたおくるみを縫い直した。
中身の綿は、このブログにもよく登場する田舎のおばあちゃんが集めてとっておいてくれたもの。

インドネシアの枕の綿は、カポック綿といって、その木はわりとどこにでも生えている。

kapuk.JPG watanomi.JPG

30m以上はあるかな。
実がなって、皮がむけて中の綿が盛り上がって出てきだしたら、だいたい落ちてくるので、その落ち葉ならぬ落ち綿をおばあちゃんが集めておいてくれた。

中身の詰まった新しい枕、やっぱり寝心地が違う!
抱き枕なんかアオとユメで取り合いするし。
ギューッと詰まってるかんじが羽毛布団とはまったく違うけど、なんなんやろこの抜群な弾力性。
でっかいゴムの塊の上で寝てるみたいやわ〜。

しかし綿詰めってけっこう大変なんやね。
綿がフワフワ舞って、服にいっぱいついて、もうちょっと小さいものにしといたらよかった。
次回は座布団にチャレンジしよう。
おばあちゃんの日々の綿拾いに感謝感謝!
posted by ubor at 18:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 動植物も熱帯性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月09日

お歳暮

やっと断食29日目。
あと1日である。
ふうーー。
きつかった。
この断食中に3回も熱が出て、もうふらふら。
でもご飯の用意とか掃除は私しかしないし、主婦は病気でも断食でも年中無休。
さらに、年々胃が弱くなってきているのをひしひしと実感した。
断食が始まってしばらくすると、嘔吐及び胃痛をともなってくるのは毎年恒例。
同じく胃弱な父からもらった胃薬は、このたびはまったく効かなかった。
だんなは「もう断食やめ」と言った。
これも毎年恒例のことである。
さて来年は断食しているんだろうか。

断食が終わる前、日本で言うところのお歳暮シーズンとなる。
だんなが仕事関係の会社からもらってきたお歳暮がこちら。

DSC00468.JPG

日本のお歳暮の品と比べると、なんか派手。
あと、日本ならハムのセットとか、佃煮のセットとか、1種類の品物が違う味やパックで入っているのだが、インドネシアのものはいろいろ入っている。
バター、ペプシ、砂糖、お菓子、練乳、コーヒー、紅茶、なんかが詰め合わせられている。
また、箱ではなく、木のかご入りで、透明のラッピングがされている。
言うとくけどええ値するんよ。
うちもアオの家庭教師の先生に、一通りそろえてこのようなお歳暮を渡した。

明日から4日間、どこも定休日となる。
みんな田舎に帰ったり、親戚を訪ねていったり。
ともかく、明日1日だ。
ま、正確に言えば女性は断食の不足分をしなきゃならないのだが。
私は来週からすぐまた不足分するわと言ったら、だんなは
「また今度でええ」と。
こう甘やかされて、結局しない。
だんなは30日間きっちり断食した。(ちなみに禁煙も持続中!)
自分に厳しく奥さんに甘い。
ん、それでよいでしょう。
posted by ubor at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月28日

案内表示

マカッサルでは、トランススタジオという遊園地に隣接して、新しくショッピングモールができた。
トランスモールと言う。
確か今月初旬にオープンして、ミーハー一家の我が家は初日に行ってきたのだが、ずっとここに書くのを忘れていた。

前々のうわさでは、その新しいショッピングモールには免税店が入ると。
それで、バリのDFSを思い浮かべながら、なんかいい化粧品があれば買おう、とウキウキしながら行った。
がしかし・・・
ああ悲し・・・
そんなもんはなかったさ。
ふっつーのショッピングモール。
しかもインドネシアでは、テナントがまだそろってなくても建てばオープンするので、まだ半分ぐらいしか開店していない。
ほとんど準備中の幕が張られていた。
噴水があってきれいなことはきれい。
だが店店を見回ってみても、よく見るメーカーばかり。
資生堂よー、いつになったらマカッサルにやってくるのーーー。
というかんじで、モール内を1周しただけで早々と帰ってきた。

まったく我が家をがっくりさせた新モール、一つだけ大笑いさせてくれることがあった。
それはトイレの案内表示。
男性と女性の絵が世界でも共通だと思う。
同じく男性女性であることはあるのだが、ご覧頂きたい。

DSC00429.JPG

男性も女性も、お股をおさえて足をくねらせてムズムズしているではないか!
あからさますぎるーーー!
いや、わかりやすくてよしと言ったほうがいいのだろうか。
誰がこんな表示考えたんやろ?
ウケねらいか?
今までいろんな国に行ってきたが、こんなに尿意及び便意を表した表示は見たことがない。
斬新かつ忠実。

新しくできたトランスモール、トイレ表示だけは一見の価値アリでござ〜る。
posted by ubor at 23:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 不思議100選 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月26日

ブカプアサ

昨日は幼稚園主催のブカプアサに行ってきた。
ブカプアサというのは、断食がちょうど終わる時間にみんなでいっしょにご飯を食べましょうというもの。
今回は全員でお金を出し合って、近くの孤児院の皆さんも招待された。
ブカプアサを催したら、招待した人の数だけ報奨が返ってくると言われている。
簡単に言うと、「情けは人のためならず」。
我が家でもやりたいなと思ってはいるが、けっこうお金がかかるので実現できていない。

断食終了時刻まではイスラムの先生(ウスタスと言う)の説法。

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地球が今おかしくなってきているという話だったのだが、
「日本ではカエルが降ってきたり、オーストラリアでは魚が降ってくると言う事態が起こっている。神の怒りだろう」
と言っていた。
へ?なんじゃそりゃ?
毎日NHKのニュースを見ているが・・・ど、どういうこと?
帰ってだんなに聞いてみたが、だんなもそのことは知っていて、新聞に載っていたと言う。
意味が分からない。
何かのたとえ話だろうか?
空からは雨ぐらいしか降ってこんよ。
その新聞、大スポちゃうか?
真相をご存知の方、教えてください。

DSC00451.JPG
それが終わればすぐ断食終了時刻を告げ、ナタデココ入りシロップをいただいた。
その他ナツメヤシやお茶菓子など。
断食を解いてすぐにご飯をがっつり食べるのは胃によくないらしく、まずは水分と甘いもので胃を潤わす。

その後隣のモスクでお祈りしてからお食事タイム。

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なぜかみんなで写真タイムもあった。

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それですぐにみんな退散。
というのもそのあと7時半ごろすぐにまた次のお祈りで、その次はモスクでのタラウィ(断食月の特別のお祈り)があるから。
せっせと食べてせっせと帰る。
ユメは夕方からひたすら友達と走り回って遊んでいた。
ブカプアサとは夕方からみんなで遊べる催し物だと思ったらしい。
「明日もブカプアサ行きたいー」とずっと言っていた。
いや、そんな毎日ないし。

インドネシア語ではブカプアサと言うが、最近はタッジル(Ta'jil)と、アラビア語で言う人も増えてきたらしい。
それに関してだんなは、
「日本語でもコックさんのことを今はパティシエっ言うやろ、ま、そんなかんじや」
ん?なんか違うぞ。
コックさんならシェフじゃないか?
パティシエなら菓子職人じゃないか?
多少の語彙の間違いはあるものの言いたいことはわかったので、あえて突っ込まず、夕涼みに風を受けながら電動自転車でプイーンと帰ってきたのだった。
posted by ubor at 22:20| Comment(5) | TrackBack(0) | 学ぶ、イスラム教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月23日

火事

昨日、買い物に行く途中の道で、前方にただならぬ煙を発見。
野次馬もいっぱいそっちに駆けつけていて、すぐに火事だとわかった。
でも私たちが行く方角に火災現場。
まあひとまずこのまま進んでみようとしたら、後ろから消防車2台がブイーンと抜かして行った。
そのすぐ後、三叉路のところでまた別の消防車がものすごい勢いでバックしてきて、「はよー、バックしてきよる、はよー前行ってー前ーーー」とだんなに向かって叫びまくった。
裏手から水をかけようとした消防車だが、ホースが届かなかったんだろう。
ほんまあせった。
火事の場所を横目に見て通り過ぎた後、海岸側から見た煙にこれまたびっくり。

DSC00427.JPG

黒い黒い煙がモコモコモコー。
いやー、さっさと通り過ぎれてよかった。
5分遅かったら変なガスを吸い込んでいたやも知れぬ。
この時点で見た限り、家が3,4軒燃えてるように見えた。
こりゃ夕方のニュースに出るわと思ってたら、案の定見ることができた。
しかしびっくりしたのはテレビカメラよりも消防車のほうが来るのが遅いこと!
テレビカメラでは、燃えている最中の場面がおそろしげに映されていた。
水の入ったプラスチックのグラスをバンバン放り投げる人々。
そこへやっと駆けつけた消防車が、怒り狂っている住民らに乗っ取られていた。
消防士らは、「消防車から下りてください、離れてください、どいてください」ともうしっちゃかめっちゃか。
インドネシア人は消防士にまかせずに、自分でホースを握ろうとするんやーとこれまたびっくり。
1時間後に鎮火した後、焦げ焦げの屋根にいっぱい人が上っていた。
崩れ落ちるんじゃぁ、と冷や冷やする。
それから火事泥棒がいてもこりゃわからんなとも思った。
ちなみにニュースのタイトルは「集合住宅での火事、遅れた消防車」だった。

ニュースだけでは被害の状況がよくわからなかったが、今朝の新聞を見てこれまた驚いた。
家が3,4軒燃えているように見えたが、実は100家族80軒が燃えていた。
しかも私たちが見たのは3台だったが、消防車はあの後も駆けつけたらしく、合計30台も出動したそうだ。
ふわー、ほんまに大火事。
死傷者の情報は書かれていなかったのだが、とにかく住人らの無事を祈るばかりだ。

原因が電気らしい。
電線からかコンセントからかは分からないが、この手の火事はよく聞く。
去年も近所で電線から火が出て、それにつながっていた家が火事になったのを見た。
そういうのはどうにもこうにも自衛できない。
電力会社の管理の問題だ。
素人目には「あの電線はもう悪い」と判断がつけられない。

あと、これほどまでに被害が拡大したのは、住宅構造である。
インドネシアでは建ぺい率というものがなく、土地のいっぱいいっぱいまで家を建てる。
なので、ほとんどの家が両隣、後ろと3方面に面する家とくっついて建てられている。
いわば、長屋構造。
火が消えるまで隣へ隣へと被害が拡大していく。
また、大人一人が通れるくらいの道を入っていったところにでもいっぱい家が建っていて、とてもじゃないが消防車が入れないくらい密集した住宅が多い。
いろんな面で、本当に火の用心が必要な国と言える。

インタビューされていた被害者の男性が一言、
「Habis」(空っぽ)と言っていた。
なんともやるせない表情。
火災保険に入っている人なんかいたとは思えない。
また、電線の不具合であったとしても、電力会社からの補償があるとも思えない。
やられたもん負けは本当に可哀想でしかたがない。
同時に明日はわが身とも思える。
家を失った人々が、1日も早く元の生活を取り戻せますように。
心から祈っている。
posted by ubor at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 住居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月20日

サフール

断食開始時間前の食事をサフールと言う。
マカッサルでは、だいたいみんな午前3時半から4時半ごろまでに食べている。
食事を終えていないといけない時間はイムサックといって、4時41分とか42分とか日によって変わる。
だんなは3時半に起きてがっつり普通にご飯とおかずを食べる。
私は4時に起きて野菜ジュースと甘納豆数粒。
アオはミロのコーンフレークとヤクルト。
食べるものは違うが、見るテレビは3人とも大好きな

スーパーファミリー」

断食中の深夜早朝のテレビ番組はなかなか多種多様。
中でもスーパーファミリーは、視聴者参加型クイズ番組で私もアオも楽しめる。
インドネシア版「クイズ100人に聞きました」と言えばすぐ想像できるだろう。
日本のは関口さんの後ろに大きなパネルがあるが、「スーパーファミリー」ではそんな大そうなものはなくて、文字と数字のみ出る。
あと、関口さんの出題ならその問題の前に「渋谷のOL100人に聞きました」という前提条件があるが、それもない。
司会者が「困ったときに出る一言と言えば?」と問題を出し、二手に分かれたグループの代表者がピンポンを押す。
それからはラストチャンスが違うだけで全部一緒のルール。
もちろんバックの応援者も同じように「あるあるあるある」「ないないないない」と連呼している。
テレビの前でアオも「ada!ada!ada!」「salah!salah!salah」と言っていておもしろい。(ada:ある、salah:間違ってる)
朝の4時半、なかなかやかましい我が家のサフール。

アオは今年初めて断食をしているが、ちゃんと毎日4時に起きて感心している。
さすがにまるまる1日はできずに半日だが、朝の4時半から昼の12時半まで飲まず食わずで不平も言わず、学校から帰ってきてもごく普通に走って遊びまわっている。
2度ほど「僕も6時まで断食がんばる」と言ったが、結局1時半ごろにやっぱり根負けして食べていた。
私もだんなも強制はしない。
アオが断食の意味をわかって、それで自らすすんでしている。
お祈りも全部して、夜のタラウィも毎日行って。
成長したなー。
「ada!ada!ada!」とテレビに向かってさけんでいるその姿は、まったくもって子供なんだけどな。
アオがこのまま無事に断食月を過ごせますように。
あ、もちろんだんなも。
そして私も。←いちばんやばい・・・
posted by ubor at 00:08| Comment(7) | TrackBack(0) | 日常チャ飯事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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